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第二次世界大戦の、独ソ戦争の凄惨な記憶が、今日のロシア人の原点になっている。
①この戦争が全く容赦のない「皆殺しの戦い」であり、「絶滅戦争」だったこと。戦闘が始まれば、生命も財産も破壊し尽されるということを、彼らは身に沁みて学んだのである。
②その敵がウクライナやベラルーシを通過してロシア本土に侵入してきたこと。ロシア人はこの一帯に敵を入れてはならないと肝に銘じている。
③この戦争は、悪魔のようなナチスから自国を守った「聖戦」だっただけでなく、自らを犠牲にしてヨーロッパを解放する戦いでもあったということ。ロシアは、ヨーロッパの救世主であると自負している。
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