出産レポ②3人目にしてやっと掴んだ陣痛の逃し方 | 山口市 艶めきファスティングの検定 講座★日本ファスティングインストラクターズ協会★35歳からの健康美を本質から応援します♪

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この続き。

産院に到着したのは深夜1時。
玄関は施錠されていたのでチャイムを鳴らし
すぐに助産師さんが応答。

50代半ばの姿勢の良い
ちょっと父方の親戚の
伯母を思い出す助産師さんが
玄関に迎えに来てくれて荷物を持ってくれた。

陣痛の間隔や後から夫が来ること
前回のお産から10年が経っていることなど伝えつつ陣痛部屋へ誘導される。

まだその時は15分間隔で
部屋に入ってしばらくすると
今度は若い恰幅の良い
渡辺直美さんのような助産師さんが来て
『ちょっと内診しますねー。
今(陣痛間隔)15分?
前のお産いつだったっけ?
(カルテを見て)10年空いてるのかー。
(内診しながら)うーん。朝までに生まれるかなぁ。
初産と同じに(長期戦)なるかもねー。』

とポンポンポンと話していく。

『内診ではね、(子宮口)3センチ開いてる。
良い陣痛がくればお産が進むだろうけど
もしかしたら前駆陣痛になるかもしれないから
その時は一度帰ってもらうね。』

と。

そうかー。
まだ3センチか。
いやいやいや、
初産と同じとか朝までに生まれるか怪しい
とか、前駆陣痛とか絶対ないから!

産むから!!!

と思っていると
『モニターつけるね。』
と言われたので

『先にトイレに行ってきます。』
と言ってトイレへ。

その後モニターを付けつつ
徐々に陣痛も強くなってきて
それでもまだまだ余裕はある。

なにせ本陣痛の痛みはこんなものではないと言うことを知っている分、
ここでパニックになるわけにはいかない。

そうそう。

今回のお産では『痛い』というセリフを絶対吐くまいぞ。

と意気込んでいて
上2人の時はそれはもう叫びまくったので
1度くらい穏やかなお産を目指したい
と思っていたのよね。

なのでとにかく呼吸と胎児の動きに集中しようと
ふーーーーっ!
ふーーーーっ!
と言いながら
少しでも落ち着くために
持参したラベンダーの精油を
ハンドタオルに垂らして
それを口と鼻に当て嗅ぎながら
産院に到着して1時間。

陣痛間隔が10分を切り

まだ?まだ来ないの??

と夫が来るのをひたすらに待っていました。

このままだと来る前に産んでしまう。
どうしよう、と思っていたところへ夫到着。

深夜2時。

ここからが怒涛の超絶スピード出産の幕開け。

夫が来るのを待っていたかのように
それまで10分間隔だった陣痛が
8分
5分
3分…

と自分でもびっくりするほどお産が進んで

ちょっとこれもう本陣痛だよね?

とナースステーションに行ったっきりの助産師さんに心の中で叫びながらとにかく呼吸に専念。

夫は途中で買ってきたと思われるポカリと
お茶とおにぎり3つをわたしに見せて
何かいる?と。

なぜにおにぎり3つも?
と思いながら
『ぽ、ポカリ。はぁはぁ…。
ふぅーーーーーっっっ!!!!
カ…バンにペットボトル用の…
ストローあるからぁぁぁ!!
それ付けてっっっ!』

夫は言われるがまま
ストローを付けたポカリを渡してくれて
わたしはそれをちびちび飲みつつ陣痛と共存。

あのね
3人目にしてやっとわかったんだけど
陣痛って今までのお産では
耐えていたのよ。

とにかくあの、
コンクリートの上にうつ伏せで寝て
その上を大型トラックで轢かれて
やっとやし過ごしたかと思ったら
速攻バックで大型トラックが猛進してきて轢かれるような痛みが通りすぎるのを耐えて耐えて。

でもね耐えると赤ちゃん引っ込むのよね。
出てこられないみたい。

これ、やっと気づいたし感覚としてわかった。
長男作

だから今回はとにかく痛いんだけど
呼吸に集中しながら
赤ちゃんが降りてきているのに合わせて
力を抜いて子宮口を開ける感じ。

そうしたら赤ちゃんが降りてきているのも
頭でこじ開けようとしているのも
なんとなくわかった。

陣痛が本格的になってから
渡辺直美風助産師さんが慌てて来て
『ちょっと内診するよー。
なんか急にポンポンと陣痛来たね。
お父さん待ちだったのかなー。』
なんて言いながら内診。

『うん、これ、もう本陣痛だね。
良い陣痛来てる。
ん?破水してる。
え?いつ破水した?』

と言われて
わたしにも全く心あたりはなく
強いて言えば来てすぐのトイレに行ったこと。

でも自分の感覚ではおしっこだったし
その後は何も出ていない。

『次の陣痛治ったら分娩室行くよ。
自分の良いタイミングで来てね。』

と言い残し準備があるのだろうね。
分娩室へ飛んでった。

陣痛ってさ、確かに波があって
めっちゃ痛い時と
ちょっと遠のく時とあるんだけど
もうここまで来ると常に痛いから
遠のいたところで全く無痛になるわけじゃあないのよね。

それでもタイミング見て行くしかない。

ふぅふぅ言いながら

いまだ!と言うところで立ち上がり
2部屋となりの分娩室へ。

距離はそう遠くなく
154センチのわたしの歩幅でも10歩ほど。

それでも陣痛中は恐ろしいほどに遠く感じる。

とにかく分娩室に行くのがやっとで
スリッパも履かずに
廊下をペタペタ裸足で歩いていたら
夫が『スリッパは?』と言うので
『いらない!!!💢』

夫は何も悪くないんだけど
陣痛のそれももう余裕も何もない時に
どうでもいいことを言われると
つい怒り口調になってしまう。

なんとか分娩室へ行き
いざ分娩台へ。

なんか長いな…。
続きます。