大砲万右エ門(1869年~1918年)は第18代横綱。197センチ、134キロ。
現在の宮城県白石市出身。
大砲万右エ門(右)
明治時代の巨人であった。1986年に第60代横綱の双羽黒光司199センチを破れられるまで長く保持していた。(外国人横綱は除く)
日露戦争から復員後に体も弱り消極的となり、引分が多くなった。横綱でなく分け綱と呼ばれる。
1887年1月場所(序ノ口)から初土俵。
1892年6月場所に入幕。
1901年4月大関では無敗のまま吉田司家から横綱免許を授与。
日露戦争で陸軍の砲兵に志願して、1903年5月場所から3場所全休。
1907年5月場所は9戦全分(分分分分分 分分分分休)という珍記録。
1908年1月場所に全休、現役を引退。
1918年に48歳で死去。
生涯戦歴 106勝30敗138休52分4預/192出(33場所)
幕内戦歴 98勝29敗138休51分4預/182出(32場所)勝率.772 幕内在位:32場所(途中兵役で3場所休場)優勝相当成績2回 金星2回
横綱戦歴 34勝7敗68休29分2預/72出(14場所)
大関戦歴 14勝0敗19休5分2預/21出(4場所)
関脇戦歴 15勝4敗14休7分/26出(4場所)
小結戦歴 17勝4敗32休7分/28出(6場所)
前頭戦歴 18勝14敗5休3分/35出(4場所)
十両戦歴 8勝1敗1分/10出(1場所)