他の部位と比較して、二の腕の脂肪吸引はクリニックによって吸引量が大きく割れます。当院はじめ吸引量が多いクリニックだと1000ccを越えることが普通にある一方で、吸引量が少ないクリニックでは同じくらいのボリュームの患者さんであっても200-300ccで終わります。
また、二の腕の脂肪吸引は画像のズルがしやすい部位です。
「脂肪吸引したことで背中が見えるようになりました!」
という写真の前後比較をしていても、実際には撮影の角度を変えて背中が見えるように映しただけで、実際の二の腕の細さ自体を良く見るとほとんど変わっていない、なんていうケースもありますので注意が必要です。

今回の患者さん。
最初に結果をお伝えしますが、二の腕+肩で吸引量が900ccでした。
他院と比較すると多く感じる数値ですが、1000cc超えが当たり前のように出るキルシェクリニックでは少ない数値に見えるかもしれません。
今回は、そんな総吸引量900ccの二の腕の脂肪吸引で、どこまで変化が出たのかを見ていただければと思います。


患者さんのデータです。
21歳
身長154cm
体重46kg
BMI19.4
ボリュームとしては標準的ですね。

BMI20未満から最低でも500cc以上を吸引できるクリニックが、二の腕のクリニック選びの最低限の基準でしょうか。ボリュームが多めの人から1000ccの脂肪を吸引することは比較的容易です。BMI10後半の痩せ型から標準体型の患者さんから仕上がり良くしっかりと脂肪を吸引できることが二の腕の脂肪吸引の技術の評価ポイントだと思いますので、クリニック選びの参考にされてください。

ちなみに今回の患者さんは学生さんでした。
キルシェクリニックは激安を売りにしていないので、学生さんが当院で脂肪吸引を受けるのは患者さん全体の10%未満です。すべての患者さんが脂肪吸引を受けるため施術費用を一生懸命準備されているかと思いますが、やはり学生さんに託されるとより一層気持ちが引き締まります。とはいえ施術自体は何も変わらずいつもと同じくベストを尽くすだけなのですが。


【施術前・後ろから】

少しボリュームが目立ちます。
外のラインが飛び出ている部分がボリュームを感じさせます。
また脇との間に隙間はありますが、もう少し開いているとより細く見えそうです。


【施術前・横から】


こちらはそこまで太くは見えません。
ただ、二の腕付け根がもう少しスッキリすると、より細く見えそうです。


施術は静脈麻酔でぐっすりと眠っている間に終わっています。
施術後はじゅうぶんお休みいただいてから、元気に歩いてお帰りになっています。
術後30分以内に患者さんを(半ば強引に)帰宅させるクリニックもあるようですが、キルシェクリニックは最低でも2時間はおやすみいただいてから帰っていただいています。



【施術後3ヶ月・後ろから】

かなりスッキリしました。
外の張り出しもほぼなくなり、まっすぐな二の腕になりました。
脇との間の隙間もしっかりとできて良い感じです。
全体的に細身の女性らしい華奢(きゃしゃ)なイメージになりました。


【施術後3ヶ月・横から】

こちらもスッキリしましたね。
二の腕付け根のボリュームがなくなって、細くてまっすぐな二の腕になっています。
少しまだ色素沈着が残っていますが、これは半年程度でかなり目立たなくなると予想しています。


【並べて比較】

こうやって比較していただくと分かりやすいですね。
吸引量としては900ccですが、しっかりと大きな変化が出ています。
今回の場合、頑張ればあと100-150ccくらいは吸引できたと思いますが、これより吸引量を増やすことは凹凸などのリスクが急激に上がり、仕上がりが悪くなるのでお勧めできません。
できるだけ綺麗に仕上げながら、最大限まで細くするのがキルシェクリニックのこだわりです。
計測数値的にも
二の腕付け根:27.6cm→22.6cm(マイナス5.0cm)
肘上:24.2cm→20.8cm(マイナス3.4cm)
とかなり細くなっています。
二の腕付け根は23cmを下回ると、かなり細い!という印象が強くなります。
患者さんにも喜んでいただけました。


最後に今回のテーマに戻りますが、900ccであってもじゅうぶん大きな変化を手に入れることは可能です。ただ、もちろん最低ラインの吸引量は必要ですので、BMI10台後半の人から少なくとも500ccくらいは吸引できるクリニックを選ぶことは大切だと思います。
そして、限界ギリギリまで細くしたい!というご希望であっても、美容外科医から見てこれ以上の吸引は見た目に大きく影響するから撤退した方が良いという判断も大切にした方が、得られる結果は良いことが多いような気がします。ギリギリまで脂肪を吸引してもらって細くなったけれど、凹凸がひどすぎて・デザインが悪すぎて、素肌での露出ができずに夏も長袖を着るようになってしまったら本末転倒です。
ギリギリまで細くすることと、見栄えを大切にすること、この両輪をできるだけ上手にバランスをとりながら施術を行うためには、患者さんとの打ち合わせも大切なのは言うまでもありません。

キルシェクリニックは脂肪吸引専門としてしっかりとした吸引量に基づいた大きな変化を強みにしています。(もちろんマイルドな変化にも対応可能です)
また、仕上がりについてもほぼ特注の吸引管を多数準備していて、患者さんそれぞれにあった器具でできるだけ綺麗な仕上がりを目指しています。
さらに相談についてもカウンセラーなどの営業部隊は置いておらず、すべて院長の私が相談に乗り、相談時間も脂肪吸引については40-60分とじゅうぶん時間をかけています。

脂肪吸引は日々の生活に笑顔を増やし、人生をプラスに変えてくれる素晴らしい施術であることに間違いありませんが、相応のリスクもあり安易に手を出すと後悔しやすい施術でもあります。またクリニックによるデザインのこだわりや担当医の技術差も大きく出る施術でもあります。
脂肪吸引を考えた時の最初の相談クリニックとしても、他院の相談がしっくりこなくて悩んでいた時の最後の相談クリニックとしても、全ての脂肪吸引の患者さんと全力で向き合いますので、いつでもご相談ください!







2023年7月の休診日
1(土)・5(水)・9(日)・10(月)・14(金)・18(火)・22(土)・27(木)・31 (月)

2023年8月の休診日
3(木)・4(金)・9(水)・14(月)・18(金)・22(火)・26(土)・27(日)・31(木)










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