脂肪吸引は脂肪が減って細くなるわけですが、実は体重減少はそこまで多くありません。
5000ccの脂肪を吸引すると5kg減るようなイメージを持っている方が少なくありませんが、写真ではとても細くなっているケースでも実際の体重減少は多くて2kgくらい、もっと少ない方も少なくありません。
今回は1ヶ月の経過観察までに体重が3.4kg増えた患者さんの経過です。
術後に大きく体重が増えるケースはそんなに多くありませんので、皆さんのご参考になればと思い紹介させていただきます。
患者さんのデータはこんな感じです
20歳・女性
身長：163cm
体重：50.2kg
BMI：18.9
東海地方からお越しいただきました。
当院で施術をお引き受けしている患者さんのBMIは16から28くらいまでが多いのですが、その中で18-20くらいの方が一番多くて全体の1/3くらい。残りの1/3が20-25くらいまでで、残りの1/3が16-18の比較的痩せている方と25を超えたボリューム多めの方です。比較的広い範囲をカバーできていると思います。
【施術前】
そこまでボリュームが多いわけではありませんが、くびれが少ないために胴が長く見えてしまっています。お尻の上のボリュームも少し気になります。
今回の患者さんはすでに太ももの脂肪吸引を承っている方だったのですが、脚とのバランスも気になりました。
今回はしっかりとくびれを作ること、お尻の上のボリュームをスッキリさせることを意識してデザインと施術を行いました。
施術は背中からの硬膜外麻酔で痛みにほとんどを取り、眠る静脈麻酔でぐっすりと眠っていただいている間に行っています。
術後はじゅうぶんにお休みいただいてから、元気に歩いてお帰りになりました。
吸引量は2000cc、太ももの脂肪吸引の半分前後がお腹周りの吸引量の目安ですので、前面の脂肪が少なかったことから考えるとじゅうぶん取れた印象です。
そして今回の患者さん、術当日から1ヶ月目の経過観察までで、体重が3.4kg増加していました。
50.2kg→53.6kgなので、増加率としては6.8%となり比較的大きな変化です。
吸引した脂肪での体重減少があったことを考えると、実質的には4kgくらい増えていると思われます。
【施術後1ヶ月】
くびれがしっかりとできてウェスト全体としても細くなりました。
お尻の上のボリュームもスッキリとして軽くなりました。
傷はまだ少し目立ちますが、これは半年くらいかけて徐々に目立たなくなっていきます。
数値的にも、
へそ周り：77.6cm→74.7cm（マイナス2.9cm）
としっかり細くなりました。
脚とのバランスも取れたので、ボディ全体としてスッキリと細くなった印象があります。
【並べて比較】
劇的な変化というには少し届きませんが、かなりスッキリしました。
体重増加があってもこの変化なので、元の体重まで戻せればさらにスッキリしていくと思います。
脂肪吸引をすると太らなくなるという話も聞きますが、残念ながらそういったこともありません。完全に脂肪をゼロにするわけではないので、体重増減に引っ張られづらくはなりますが、体重が大きく動いた場合には太ることもあるわけです。
ただ、今回くらいの大きな体重変動であっても、脂肪吸引をしっかりと行っていれば、施術前より細くなっているわけで、脂肪吸引のメリットは大きいと言えるでしょう。
ご自身での運動や食事では体重コントロールやボリュームコントロールが難しい方にも効果的なのが脂肪吸引の強みですので、ある程度の体重増加をしたとしても脂肪吸引の効果が得られるという今回の結果は、脂肪吸引のメリットを証明できたのかなと思います。
今回はBMIが18.9の方でしたが、こういった効果はBMIが大きい人ほど高まりますので、比較的多めのボリュームで悩まれている方にとって、脂肪吸引は有力な選択肢の一つになってくれると思います。
ただ脂肪吸引にはリスクもあるわけで安易に手を出すものではないことも事実です。キルシェクリニックでは着替えていただいて実際の脂肪を確認しながら診察を説明を行っていますし、メリットだけでなくデメリットも隠さずに説明しています。相談時間も1時間くらいはとってしっかりと患者さんに向き合っていますので、脂肪吸引を考えている方はご相談いただければと思います。
一緒に何がベストな方法なのかを考えてみましょう。
2023年7月の休診日
1（土）・5（水）・9（日）・10（月）・14（金）・18（火）・22（土）・27（木）・31 （月）
2023年8月の休診日
3（木）・4（金）・9（水）・14（月）・18（金）・22（火）・26（土）・27（日）・31（木）
メールでのお問い合わせは
info@kirsche.tokyo
（クリニック運営全般）
または
kirsche.mekata@gmail.com
（院長直通医療相談）
まで！
※業者からのメールは内容を問わず一切の送付を拒否します。当方の明確な受け取り拒否の姿勢を無視した業者からのメールが届いた際には、特定電子メールの送信の適正化等に関する法律に基づき対応させていただきますのでご承知おきください。
お問い合わせフォームもございます。
コチラからどうぞ！
107-0052
東京都港区赤坂2-17-58
赤坂福住ビル3階
キルシェクリニック
03-6459-1661
予約用公式LINE「＠226dhmtp」
診察時間：10時から19時（受付は18時まで）
休診日：不定休
予約はLINEのみの対応となります。
電話には対応しておりませんので、ご了承ください。
5000ccの脂肪を吸引すると5kg減るようなイメージを持っている方が少なくありませんが、写真ではとても細くなっているケースでも実際の体重減少は多くて2kgくらい、もっと少ない方も少なくありません。
今回は1ヶ月の経過観察までに体重が3.4kg増えた患者さんの経過です。
術後に大きく体重が増えるケースはそんなに多くありませんので、皆さんのご参考になればと思い紹介させていただきます。
患者さんのデータはこんな感じです
20歳・女性
身長：163cm
体重：50.2kg
BMI：18.9
東海地方からお越しいただきました。
当院で施術をお引き受けしている患者さんのBMIは16から28くらいまでが多いのですが、その中で18-20くらいの方が一番多くて全体の1/3くらい。残りの1/3が20-25くらいまでで、残りの1/3が16-18の比較的痩せている方と25を超えたボリューム多めの方です。比較的広い範囲をカバーできていると思います。
【施術前】
そこまでボリュームが多いわけではありませんが、くびれが少ないために胴が長く見えてしまっています。お尻の上のボリュームも少し気になります。
今回の患者さんはすでに太ももの脂肪吸引を承っている方だったのですが、脚とのバランスも気になりました。
今回はしっかりとくびれを作ること、お尻の上のボリュームをスッキリさせることを意識してデザインと施術を行いました。
施術は背中からの硬膜外麻酔で痛みにほとんどを取り、眠る静脈麻酔でぐっすりと眠っていただいている間に行っています。
術後はじゅうぶんにお休みいただいてから、元気に歩いてお帰りになりました。
吸引量は2000cc、太ももの脂肪吸引の半分前後がお腹周りの吸引量の目安ですので、前面の脂肪が少なかったことから考えるとじゅうぶん取れた印象です。
そして今回の患者さん、術当日から1ヶ月目の経過観察までで、体重が3.4kg増加していました。
50.2kg→53.6kgなので、増加率としては6.8%となり比較的大きな変化です。
吸引した脂肪での体重減少があったことを考えると、実質的には4kgくらい増えていると思われます。
【施術後1ヶ月】
くびれがしっかりとできてウェスト全体としても細くなりました。
お尻の上のボリュームもスッキリとして軽くなりました。
傷はまだ少し目立ちますが、これは半年くらいかけて徐々に目立たなくなっていきます。
数値的にも、
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脚とのバランスも取れたので、ボディ全体としてスッキリと細くなった印象があります。
【並べて比較】
劇的な変化というには少し届きませんが、かなりスッキリしました。
体重増加があってもこの変化なので、元の体重まで戻せればさらにスッキリしていくと思います。
脂肪吸引をすると太らなくなるという話も聞きますが、残念ながらそういったこともありません。完全に脂肪をゼロにするわけではないので、体重増減に引っ張られづらくはなりますが、体重が大きく動いた場合には太ることもあるわけです。
ただ、今回くらいの大きな体重変動であっても、脂肪吸引をしっかりと行っていれば、施術前より細くなっているわけで、脂肪吸引のメリットは大きいと言えるでしょう。
ご自身での運動や食事では体重コントロールやボリュームコントロールが難しい方にも効果的なのが脂肪吸引の強みですので、ある程度の体重増加をしたとしても脂肪吸引の効果が得られるという今回の結果は、脂肪吸引のメリットを証明できたのかなと思います。
今回はBMIが18.9の方でしたが、こういった効果はBMIが大きい人ほど高まりますので、比較的多めのボリュームで悩まれている方にとって、脂肪吸引は有力な選択肢の一つになってくれると思います。
ただ脂肪吸引にはリスクもあるわけで安易に手を出すものではないことも事実です。キルシェクリニックでは着替えていただいて実際の脂肪を確認しながら診察を説明を行っていますし、メリットだけでなくデメリットも隠さずに説明しています。相談時間も1時間くらいはとってしっかりと患者さんに向き合っていますので、脂肪吸引を考えている方はご相談いただければと思います。
一緒に何がベストな方法なのかを考えてみましょう。
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