キングレコード
僕の妻はシャルロット・ゲンズブール

だいぶ前に「なまいきシャルロット」という映画を見て以来、私の中でシャルロット・ゲンズブールは永遠のアイドルとなりました。両親がセルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンというのもすごいですが、シャルロット自身とにかく、すごく美人というのではないけれどキュートで魅力的なのです。

というわけで、そんなシャルロットが夫イヴァン・アタルと共演したラブコメディ映画「僕の妻はシャルロット・ゲンズブール」です。実はそれほど期待していなかったのですが、女優を妻にした男のちょっと悲しいところと可愛いところがよく出ていて面白かった。実際の夫婦である2人が映画の中でも夫婦役、しかも夫のイヴァンが監督もつとめているということで、シャルロットの魅力が最大限に出ている気がしました。「フェリックスとローラ」の中でのアンニュイな表情もいいですが、この映画のシャルロットはとにかく可愛い。ストーリーも夫婦2人のやりとりもほほえましいですが、シャルロットを見ているだけで、癒される(というのもなんか変ですが)映画でした。ますますファンになった、というところでしょうか。いいだんなさんを見つけたということですね。シャルロットの着ているトレンチコートもお洒落ですし、さりげないまとめ髪もいいですね。こんな女性に生まれたかった・・・

そういえば前述の「スイミング・プール」で好演していたリュディヴィーヌ・サニエがイヴァンにちょっかいを出す若い女の子役でちょこっと出ていました。やっぱり可愛かった。
東北新社
スイミング・プール 無修正版

人気女流ミステリー作家のサラが編集者に言われて出かけた南フランスの別荘。そこに奔放な若い娘ジュリーがあらわれてしばらく一緒に過ごすことになる。

サラ役はシャーロット・ランプリング、ジュリーはリュディヴィーヌ・サニエ。サニエは「8人の女」で一番下の娘の役だった女優さんですがセクシーになっていて驚きました。南仏の色彩豊かな景色が美しいですし、2人の女優さんも良いです。予告編を先に見るともっとテンポの速いミステリータッチのお話を期待してしまいそうですが、そうではなく、ゆっくりとした時間が流れている感じです。結末は謎は謎のままといった感じです。若い娘とかかわって徐々に変わってゆく女流作家の心理を見事に描いている映画だと思います。最後ロンドンに帰ってきて編集者と会うときのシャーロット・ランプリングは何だかかっこよかったです。はっきりとした結末を期待してしまうと、消化不良で終わるかもしれません。

それにしてもフランス人の女優さんはぬぎっぷりが潔いなとよく思うのですが、この作品でもリュディヴィーヌ・サニエが健康的なヌードを披露してくれています。少年ぽい顔なのにセクシーで可愛かったです。
秋重 学
愛と青春の成り立ち

秋重学の漫画が好きなんです。とにかく絵柄が好きです。イラストのような綺麗な線で絵が上手いんです。一番好きな点は女の子が可愛いってことでしょうか。

というわけで最近偶然本屋で見かけたので、秋重学の「愛と青春の成り立ち」というバンドを組む若者たちを描いた漫画を買ったのですが、これがなかなか面白い。主人公はアマチュアバンドでドラムをたたいていて合間にバイトもする高校生なのですが、若さゆえのイッパイイッパイな感じがよく出ていてよかったです。雑誌掲載時の期間があいていたせいか絵柄は話数によってかなり違うのですが、それも味があって良いです。

なんというか、熱いです。これぞ青春です。バンド漫画だからって、必ずしも最後ビッグになって終わるサクセスストーリーじゃなくても、主人公が天才プレイヤーじゃなくても面白いんだなと思いました。
石田 衣良
東京DOLL


東京の都心を舞台にした、天才ゲームクリエイターMG(32歳)と、彼がゲームのモデルとしてスカウトした女の子ヨリ(20歳)の恋愛物語。

ゲームクリエイターが主人公ということで興味を持って読んだのですが、何だか物足りなさの残る小説でした。うーむ、なんだろう。ここに描かれている東京の空気感は悪くないのですが、どの登場人物にも感情移入できなかったというか。登場人物を好きになれなかったというか。MGとその彼女、雑誌編集者で長身で美人の裕香が、いっしょに食事をするシーンが何度か出てくるのですが、現実には裕香のような肉をガツガツ食べて仕事もバリバリする30前後の女性がいたらちょっとかっこよく見えたりするかもしれないのですけど、この小説のなかの裕香という女性にたいしては何だかそう思えず・・・。しかし「お腹ぺこぺこ」って言葉、小説の中でMGが指摘したとおりなんか変な語感というか・・・急に気持ち悪い言葉に思えてきました。登場人物を好きになれるかどうかって恋愛小説では大事かもしれないですね。まあ、石田衣良の作品らしくさらりと読めます。IWGPは好きなんだけれど・・・・。しかしゲーム業界ってこんな感じなのでしょうか。現実でもカリスマゲームクリエイターのような人たちはこんな都会的でお金に困らない生活をしているのでしょうか。
羽海野 チカ
ハチミツとクローバー 8 (8)

というわけで「ハチミツとクローバー」の最新刊です。可愛くて、ギャグも面白くて、誰かを好きになるってこういう感じなのかなあっていうのがすごく心に響く漫画です。

そろそろお話がクライマックスなのかと思わせる展開でした。真山君とリカさんの関係はなかなか良い感じになってきたと思います。それでもやっぱり山田さんに感情移入してしまうのですけれど。野宮さんも良いですね。かっこいいです・・・。この漫画で一番すきかも。この巻では美和子さんと山田さんが健康ランドに行くくだりが面白いです。野宮さんと山田さんは少しづつうまくゆくのかなあ。どうなんでしょう。そうなったらいいのですけれど。