(エピソード1第27話 砂のお城)

室内だと手がつけられないくらい動きまわるジョージですが、広い場所だと、意外と落ち着いています。




お気に入りは砂遊び。



きっかけは、2才になったころ、海に遊びに行ったことでした。



この頃のジョージは暴れん坊で手がつけられず、おまけに人を噛んだりすることもあり、
寝ない、食べないに加え、私は心身ともに参ってました。



そんなある日、親戚の波乗りヨッシーと一緒に、海に遊びにいくことになりました。



ヨッシーは親戚のおじさんでサーフィンが趣味、ジョージはヨッシーが大好きです。


主人と私が手をつないで車を降りたら、主人の手を離し、
『ヨッシー!』と、手をつなぐように指名。
(ショックをうける主人(笑))。


おりこうさんに手をつないで、海へと歩いていきます。



当日は、ジョージが暴れると予測して大人数人でのぞんだものの、全く困った素振りのないジョージ。




砂浜についたら、一心不乱にシャベルや熊手で遊びはじめました。



バケツに砂を入れたりだしたり、型をとったり、私の兄弟とお団子を作ったり、主人やヨッシーと砂のお山にトンネルを通したり、貝殻や松ぼっくりをひろったり。



普通の遊び方をしてる!!!!



海は、広くて、静かで(シーズン外しました)、波の音が心地よい。



そして、砂がいくらでもあって、周りを気にせず手先をつかう遊びをたくさんできる。





海に行ってわかったの、ジョージはパーソナルエリアが広く、ガチャガチャして狭いところ、人が多い場所が、普通?の人より苦手だということ。


ジョージ、のんびりした田舎でなら、もうちょっと問題なく過ごせるのかなぁ。



この日を境に、彼の噛み癖が落ち着き、公園の砂場では長い間ひとりでも遊べるようになりました。


そして、冒頭のエピソードをみると、『ヨッシーと、海いったねぇ。どろんこ遊びしたね』
と言うように。




ありがとうヨッシー。












ちなみに、ヨッシーは闘病中の身体です。




海や、クラシック、美術品にカッコいい車、そして電車が好きなヨッシー。



またいっぱい遊んでもらおうね。