ジョージには月齢が同じ従姉妹のレモンちゃんがいます。


同じ時期に産まれた女の子なので、ときどき会いに行っては一緒に成長を喜んできました。



もう、女の子って産まれたときから全然ちがう!!!!


軽くて、柔らかくて、声の周波数とか力の強さの違いとか、とにかく驚くことばかりです。



今は、仕草の違いにびっくり。

首をかしげたり、顎に手をあてて上目使いしたりとか、女の子は小さくても女の子だな~と感じます。


ジョージの首が座ったのは生後1ヶ月くらい。

生まれてすぐですら、首がぐらぐらして怖い~とか、ほとんど感じた記憶がありません。


出産後すぐのジョージを見た母は、手足をふるその様をみて、『新生児がこんなに動くのみたことない』と申しておりました。


そのあと、寝返り、お座り、つかまり立ち…と、身体的な成長は割りと早く、生後半年を迎えたころにはつかまり立ちからつたい歩きにうつりつつありました。


もうね、とにかくよく動く!!!!!!!

ハイハイからつたい歩きあたりが一番しんどかった……



ずーーーっとうしろからついて、口になにか入れるたびに注意して、ジョージの目線と合わせるために立ったり座ったりを繰り返すのも辛かった。


実家や義実家は特に赤ちゃん対策されてないので、行くと障子破ったりガラスにオモチャ投げつけたり、本当にカオスでした。


一方、レモンちゃんは動きがゆるく、子供椅子に座らせて大人はゆっくり食事。


ジョージは椅子からなんとか抜け出すか、目の前にあるものを全てなぎ倒し投げまくるので、食事は主人と交代でなければ不可能。


義実家でレモンちゃんパパが食後、レモンちゃんを食事中のママに任せて昼寝してるのを見て、本当に肩身が狭かったです。


うちはジョージを見ながら大人が食事しようと思ったら、サンドイッチかお握りじゃないと無理だからね……



ごめんね主人。


たまの実家でゆっくりしたいだろうに。。








そんなジョージだったので、1歳半検診は万全の準備でのぞみました。




当日は、ジョージ、私、実母、主人の四人で参戦!



ジョージはよく喋る子で、検診時点で言葉もいくつも出ていたし、この頃には走り回っていたので成長の心配はなかったのですが、
(食事に興味無さすぎて、コップ飲みだけはできませんでした)
とにかくじっとしてられないので、二時間もかかる検診を私とジョージ二人きりで過ごす自信はなく、母と主人に泣きついて一緒にきてもらいました。



朝は5時から起きて検診まえにお昼寝と昼御飯をすませ、満をじしていざ検診へ!!!!


思った通り待ち時間が長く、一人できてたらおそらく泣き崩れてたでしょう。。。


しかし保健師の方は、大人が3人も付いてるジョージをみて、『あ、この家には手があるから大丈夫ね』とばかりにサクサクすすめてくれました。


双子の子ですら大人二人で来てましたからね。



子供1対大人3

は、見たところうちだけでした(笑)。







それにしても、他の子に目をやると、男の子でもちゃんとお母さんの膝で待っている子もちらほら。


あれ。。。レモンちゃんは女の子だから動きがゆるいのかなーと思っていたのですが。。。。


性別関係なく、落ち着いてる子は落ち着いてるんですね(あたりまえか)。


しかも、1歳半の子供を連れながらお腹の大きいお母さんも少なくありませんでした。



驚愕でしたが、年子や2才差の兄弟が結構いるのを考えれば、特に驚くようなことじゃなかったはずなんですよね。


ただ、2才を過ぎた今ですら、うちの日常のなかには、夫婦生活をする余裕はまっっったくありません。


だって、抱っこしたまま寝てるし。


1歳半のときは特に、まともに3食食べられず寝られずトイレもいけず、髪を洗う暇もなくボロボロの身体で仕事だけはなんとか行ってる状態で。



あまりに惨めな姿を自覚していただけに、同じ月齢の子を連れたお母さんが、きちんと化粧して大きいお腹でいるのを、私は直視できませんでした。



そんなまわりの様子をみて、私は義実家にあるレモンちゃんとジョージのお宮参りやお食い初めなどの写真を思い出していました。


どの写真も、レモンちゃんママは綺麗に化粧して、ロングの髪はきちんとまとめられ、身に付けているのは素敵な衣装。


対して私は素っぴん。


特にお食い初めの写真は風呂あがりのうえ、着古した主人のジャージを羽織ったもので。



一才半検診もですが、どれもジョージの一生に一回のイベント。なのにそれは、今でも、思い出すたびにのど元がぎゅーっと苦しくなります。