論点ずらしとはどのようなものなのか、実例を挙げて説明します。

 

 状況の説明:日本の安全保障に関する話で、「中国は日本をはるかに凌ぐ国なので、日本へ侵略されることはない。」という投稿がなされました。この投稿に対して、「中国は尖閣諸島領空や領海を侵犯しようとする行為が後を絶たない。」(この行為は国際法違反に該当する)、議論がなされているものです。

 

 

 

 事実、中国は日本の尖閣諸島に対して侵犯しようとし、自衛隊と激突しています。中国は、尖閣諸島と同じような手法でフィリピンやベトナムに対しても同じ行為を行い、領地を違法に取得しようとしています。

 

 

 

 ところが、「日本は米国に領土領空を乗っ取られている」と返答します。尖閣諸島が危機にさらされている状況であることには触れなければなりません。中国のことに聞いているのに、米国のことを持ち出して論点をずらしています。

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 自衛隊が尖閣諸島の侵犯を防ぐために、自衛隊が体を張って戦っていることを理解しようとしません。

 

 中国は、尖閣諸島を含め、中国がチベットやウィグルへ弾圧する違法行為をしている。「論点をずらさず、まず中国がしている行為についてどのように思っているのか」と再質問しているものです。

 

 中国がしている違法行為には、触れようとせず、「逃げ回る」・「卑怯者」と罵倒しています。

 まるで子どもの連れ去りを行う母親や単独親権を支援する市民団体の言動と同じです。

 

 返答に行き詰まると「嘘つき」と罵倒し、悪者であるかのように罪悪感を焚き付け、一方的に話を打ち切ります。

 

 答えられなくなると、上記のようにブロックをします。

 

 長くなりましたが、このやり取りを見て単独親権の団体とのやり取りを見ている気分になりました。

 

 ・論点をずらしてくるような人たちを事前に見抜き回避する技術

 ・論点ずらされないよう論理的に対処していく方法

 ・舐められないように日ごろからその関係性を構築する方法(きずな喪失症候群に対処する技術)

 

 を日々研鑽してます。

 今日は、どこを論点ずらししているのか・論点ずらしをする人はどのような手法を取るのかを実例をもって説明しました。