2年ぶりのテーマです。被害者面をする人が行う言動パターンのツィートを発見しました。

 早速見ていきましょう。

 このツィートを読んで、「共産党を追及する人が悪い」と思った人は、感情的なキーワードに惑わされる可能性が高いです。

 冤罪DVした人のキーワードと手口が共通していますので、丁寧に説明をしていきます。

 

 冒頭に「反共」というワードが出てきました。「反共」というワードは、「共産党の考えに反対する」意ですが、このワードを使用する人は、共産党を擁護する人が共産党を批判された時に使用することが多いです。

 「反共」といったワードはどのような場面で使用されるのか、頭を働かしてみると投稿者の意図が見えてきます。

 

 「民主集中制とは党首選挙を行わず」ですが、党籍をもった人が投票できる制度ではありません。正しくは、共産党の上層部である中央委員が党首になる人を選出し、信任投票をするといった制度です。立憲民主党や国民民主党のように自ら立候補するという制度ではありません。

 この文面だけを見ると、「民主集中制を批判する人が悪い。私は攻撃された被害者。」を演じていますが、事実と異なります。

 

 「幹部が勝手に党首を決めることだ。」についてです。共産党は幹部(中央委員)の中で、党首になる人のリストを作成した人を信任(つまり複数の選択肢はなし)、党大会に出席した人(多くの場合は、県本部の幹部クラス)が賛成の信任を行います。

 この文面だけを見ると「共産党の党首は幹部が勝手に決めていると言いがかりをつけられた。」と印象付ける文面です。共産党の執行部の意向に沿った人が投票権を有しているのですから、「幹部の意向に沿った人が党首に選ばれる。」という表現が適切です。

 子どもの連れ去りを正当化する人も、このような方法で惑わしを与えるような文面で、錯覚を与えます。

 キーワードにぐっと惹かれる前に、正しく言葉を分解していく必要性を今後も訴えていきたいと思います。

 

 

 ちなみに、志位議長は民主集中制を擁護し、党首の選挙制を訴えた党員の松竹氏を別の理由をつけて除名にしています。

 反対の意を唱えたら、別件の理由をこじつけて除名にするのが共産党だということを多くの人に知っていただけたらと思います。