現在の久大本線は、特急ゆふいんの森で盛況しているイメージが強いですが、かつては客車列車が運転されていました。

 久大本線の客車列車を撮影したブログを紹介したいと思います。

 

 紹介した客車列車が運転されていた当時は、一眼レフカメラは10万円以上するものであり敷居のたかいものでした。敷居が高い分、鉄道の撮影する人のモラルも高かったのも事実ですが。

 

 高校の時に久大本線の大分から久留米まで乗りとおしました。

(写真は久大本線の客車列車 豊後森駅にて撮影したもの)

 

 部活をしていなかった(水泳部がなくて水泳ができなかった)ことの代償?だったのかもしれませんが、今となれば部活をしていなかったからこそできたものだと捉えています。

 

 JR九州の12系客車の電源車はグリーン車の廃車発生品のシートを使用していたのですが、ディーゼルエンジンの不調や限られた予算での整備だった?ためか騒音がひどかったのをおぼえています。

 客車は非効率だったこともあってか1999年12月に気動車に置き換えられ、現在では急こう配に強いキハ200系が中心となって久大本線の地域輸送を支えています。

 

 久大本線で活躍しているキハ200系はロングシート改造を施した車両が中心です。乗降人数と車両のやりくりを考えたときにやむを得ない措置なのかもしれません。

 客車時代を知っている私にとって、キハ200の高性能や乗り心地のよさに共感するものの、景色を楽しむには物足りない…といった複雑な気分になってしまいます。