加藤諦三氏の書籍は読んで終わりではなく、書いてあることに対して自分とどのようにギャップがあるのか、それを埋めていくということに力を入れています。

 ブログでは、「同じ書籍ばかりとりあげているじゃないか」と思われますが、辛抱してお付き合いいただけたらと思います。

 

 加藤氏の書籍を読んでいて、私自身がズルい人を呼び寄せていたことに愕然としています。

 その部分を紹介します。

「『自分を理解してくれ』が先に来るから騙される。

 自分がいかに寛容な人間であるかを見せるから騙される。

 自分がいかに親切で心温かい人間であるかのように見せるから騙される。

 自分が自分を好きであれば、自分がいかに親切で心温かな人間で、かつまた寛容な人間であるかを、他人に見せようとはしない。」

 「騙す人から見ると、『私を騙してください、簡単に騙せますよ』と言っているようなものである。」

(「」の部分は、加藤諦三氏 ずるい人に騙された時どう生きるか

 第1章 自分に自信がないと利用されやすい

 ◆かまってもらいたい気持ちが相手を見えなくする から引用)

 

 今回の部分は、しっくりと来ない部分があります。加藤氏が指摘している上記の部分は私の売りではあるのですが、ズルい人やきずな喪失症候群の人から見れば、絶好のカモに見えるのでしょう。

 誠実に接することは相手が見えるまでは危険な行為だということをわかりやすく説明しています。

 

 

 職場の人間関係のこともあり、今では「相手が誠実な人だとわかるまでは、『義務なきことは行わず』」というスタンスへ変えていっています。

(これが頭の中で分かっていても、実際の行動になると結構難しいです。)