春闘討論集会の時に、公務員の労働組合(以後自治労と表記)出身の逢坂誠二氏が共同親権に慎重な姿勢に転じたということをSNSを通じて知りました。

 親権制度については、弁護士の作花先生が述べている通り、不用意な争いを減らすために必要なものだといわれており私もその考えに立ちブログを投稿しています。連合では自治労の逢坂誠二氏(立憲民主党)とUAゼンセンの川合孝則氏(国民民主党)が積極的に携わっていると思いきや…

 逢坂誠二氏は超党派で構成する共同親権に関する議員です。春闘討論集会の懇親会において情報がはいり、「変遷ぶりは何なのか!」と憤りを覚えました。

 逢坂誠二氏は北海道の選挙区で、北海道には同じ立憲民主党の篠田奈保子氏も在籍しております。よって、共同親権に危機感を覚えた篠田氏が立憲民主党内の北海道出身の議員へ対し何らかの働きかけがあったように思えます。

 篠田氏のエックス(旧ツィッター)でも、自治労の学習会へ参加したと投稿していました。

 

 

 自治労のマークの隣には岸真紀子氏(参議院全国比例)と思われるイラスト記載されています。

 篠田氏のことでしょうから、岸氏にも「共同親権に慎重になるように」と働きかけがなされていることが想定されます。

 

 ここから本題です。労働組合の連合は、候補者の「素性」を見極めることが大事です。

 

 加藤氏の言葉を引用すれば、「一番大切なことは『誰が』がそう言っているかということである。『誰が』売ろうとしているかということである。」

 

(「」の部分は加藤諦三氏 ずるい人に騙された時どう生きるか 怒りと悔しさの心理 第1章騙されやすい人のタイプ

 弱い人やさしい人が狙われる ◆何を言っているかより誰が言っているかが重要 から引用)

 

 

 と述べている通り、親権制度のやり取りや懲戒請求に対する言動をめぐり、篠田氏は私たち連合の労働組合員の声を代弁する候補者とは言えません。

 

 過去には、彼女の言動「懲戒請求した人には、法的措置を講じる」旨の発言をし、異論を唱える者は力で封じ込めるといったことを行う人です。少なくとも、篠田氏は自治労や連合の風土に適合した人とは言えません。

 過去に自治労にも篠田氏と似た言動を取る勢力がありましたが、1989年に日本共産党が指導する自治労連を結成し、自治労を去っていきました。

 

 逢坂氏と岸氏は、立憲民主党の候補者が言っているから「正しい」と盲信する前に、海外では子供の連れ去りは犯罪行為であり、それを正当化するためにDV支援措置法が悪用されている実情に目を向ける必要があるのではないのでしょうか。

 自治労の市民部に所属している組合員にその話を尋ねれば、実情は理解できるはずです。

 そこに目を向ければ、同じ政党の候補者であっても問題のある人物だということが理解できるはずです。

 

 逢坂氏と岸氏は住民票の扱う自治労出身の国会議員なのですから。