加藤氏は、きずな喪失症候群に引っかからないために「人を見抜く力を鍛えよ」と「あなたを傷つける人」の心理において述べています。

 オリエント急行事件の部分の精読と行ったり来たりになるのですが、加藤氏の「自信が持てない人」の心理学において、参考になる部分がありましたので紹介したいと思います。

 

 「骨董屋の小僧は偽物を掴まされるたびに、見る眼ができてくる」とされ、「他人の欺瞞に苦しめられるたびに、人間全体に失望するのではなく、ああ、こんなこんな人間が信頼できないのだ、ということを学んでいく」という部分が印象的でした。

 (「」の部分は、第4章「自分の世界」を築いてよい人間関係をつくる ⑨「人を見る眼」を磨くためには?●古美術も人間もおなじであるから引用)

 

 このブログでは、加藤氏の「あなたを傷つける人」の心理をベースにブログを進めていますが、ポアロ(ポワロ)の動きを見ていく中で、とても大事だと感じております。

 

 今日は、引用が中心となってしまいましたが、オリエント急行事件のポアロ(ポワロ)の動きや先日の立憲共産党の辻元清美氏の行動にせよ、経験を積んで身に着けていくということを大切にしていきたいと思います。