旧コミュトレのカリキュラムで自己肯定感に関するスキルの講座は…と振り返っていたのですが、これといった講座が見当たりませんでした。

 自信を持つことに近い講座…となれば「人間心理の原理原則」もしくは「悩みの解決法」だと思われます。

 復習もかねて、過去のブログをセルフリブログします。

 

 自信に関する項目ですが、「3 己の心を知る」という内容に相当します。

 コミュトレでは、「少々の失敗で、持っているはずの能力を発揮させていないのは、自分の心」だということを学びます。

 実力を発揮するための心構えについては、「C 120%の能力を発揮するための心理」で触れられています。

 ナポレオンヒルの『成功哲学』を引用しており、『いずれ勝利を獲得する人は「私はできるんだ」と信じしている人である』とコミュトレの講座で学びました。

 

 今振り返れば、コミュトレの自信の身に着けたは暗記と精神論で対処するものであり、私にとっては不十分なものだった印象を持っています。

 早速加藤諦三氏の書籍で、自信について補強をしていきたいと思います。 

 加藤氏は、「自信のない人は、まず自分の置かれている現実を正しく解釈する必要がある。」

 (「」の部分は加藤諦三氏 自信 心を強くするのは、それほど難しくない(知的生き方文庫) はじめにから引用)
 と述べています。

 コミュトレの「人間心理原則」を学ぶ前に、情緒的に未熟な親元で育っていないか・自分の周りにきずな喪失症候群の人が群がっていないかを確認するところから始める必要があります。

 

 情緒的に未熟な親の典型例ですが、加藤氏は次のように述べています。

 「だいたい自分がさせたいことを子供にさせている。お稽古ごとも親が子供にさせたい場合がある。学校でもピアノでも何でも、お稽古ごとから疲れて帰ってくると、ランドセルをとってあげる。そして、よく子供の世話をする”立派な親”と言われる。

 しかし、こういう親は子供をほめない。自分のさせたいことを子供にさせるために子供をおだてれうが、子供が頑張ってピアノを練習してうまくなっても、子供をほめない。『あれだけお金を出したんだから、あたりまえでしょう』という考え方である。ほめると、『私の力でこうなった』ではなくなってしまう。そこで、なかなか子供をほめない。」

(「」の部分は加藤諦三氏 自信 心を強くするのは、それほど難しくない(知的生き方文庫) はじめにから引用)

 

 

 コミュトレを卒業しても、知識レベルでは「人間心理の原則」や「悩みの解決法」が理解できても対人関係で躓いてしまう…となったら、情緒的に未熟な親なのかきずな喪失症候群に囲まれていないかを確認するところから、始めるといいと思います。

 

 ここから蛇足

 情緒的に未熟な親と言えば、紛争中の相手を連想してしまうのですが…