フランス政府が子どもの連れ去りについて逮捕状を取った報道がなされましたが、SNSでもとりあげられています。

 今日も昨日に続き続編を投稿します。

 

 さて、リブログした記事ですが共同親権について懸念を示されている内容でした。子どもの連れ去りと親権制度を混同されている部分が見受けられましたので当ブログで取り上げたいと思います。

 まず、フランス政府が問題視しているのは、勝手に子どもを日本へ連れ去ったことです。日本では子どもの連れ去りについて罰則がありませんが、海外では連れ去りは違法行為ですし、子どもへの虐待行為となります。日本が子どもの連れ去りを罰則化していないため、違法行為という実感がないだけにすぎません。

 DVなどの緊急性を伴うものについては別になっているのですが…

 今回拗らせているのは子どもを日本に連れ去った→別居親に子どもとの面会をさせていないことです。フランス政府は、この点を重く見て母親に逮捕状を請求したものと思われます。

 日本では単独親権制度の為、子どもが別居親と暮らしたいといえば、それまでです。親権が欲しい親は子どもから「別居親の方がいい。」と言われることを恐れて事実にないハラスメントやDVを主張したり夫婦喧嘩を捻じ曲げるということが多発しています。

 親権を裁判所から認めてもらうために、強引な連れ去りをしてしまう行為・別居親の悪口を子どもに吹き込んで面会交流を妨害する・離婚は養育費・面会交流など高額な報酬金が見込めることから弁護士が嗾けていることも見逃してはなりません。

 

 離婚にも不貞行為を隠すために事実にないDVを捏造し、弁護士の指導の下で連れ去りをして面会ができなくなった人たち・配偶者からDVを本当に受けていた人など様々な人がいます。

 その視点をもって投稿することの大切さをリブログを読んで改めて感じているところです。