週刊女性の記事を読んでいると、子どもを日本へ連れて帰ることが切り札を書いてありました。見出しを読んで、子どもを国外から連れて帰ることを奨励している内容と受け取れかねず憤りを覚えずにいられません。

 

 弁護士の世界では、子どもの連れ去りというのはイメージが悪いのか、違法だと自覚しているのでしょう。共同親権を訴える市民団体では、子どもの連れ去りと呼んでいても、弁護士の世界では上記のように「子どもを連れていく」と言った表現に止め、「連れ去りのイメージ」をさせないようにしています。 

 この記事を読むと、天音法律事務所の見解を基に作成されたものと思います。天音法律事務所が「離婚するときには、子どもを連れていくように」と依頼者に指示しているとは思いませんが…

 

 不倫をしていて、子どもを連れていけば親権は、不倫していても親権が取得できてしまいます。母親だったらなおさらです。もし、福原氏が自分の不貞行為を棚に上げて、子どもを連れ去るようなことがあれば許しがたい行為となります。

 日本のマスコミと日本の弁護士の世界では、海外では子どもの連れ去りは犯罪行為なのに、親権を獲得するための有利な方法として、依頼者に奨励するやり方を取っています。

 

 日本のマスコミは、不貞行為を追求する前に、「子どもの連れ去りは犯罪行為です」と言い切り、それを許さない取り組みを世論に訴えることが先ではないかと思うのですがいかがでしょうか。