打って変わり朝はきつそうで、でもご飯を食べて私の運転で移動しました。
最中も凄くきつそうでとても心配になりました。
着いて手続きを済ませるなり、先生触診で塩酸ﾓﾙﾋﾈの追加投与｡
これでお昼ごろからずっと眉間にしわを寄せていた母の顔に笑顔が戻りました｡
あとは2週間ぶりの血液検査｡
朝採血してもらって夕方には説明がありました｡
2週間しか経っていませんが､肝機能の数値が上がっていました｡
緩和の先生の見立もあと数週間とのことでした｡
また奇跡が起こると信じる気持ちはもちろんあります。でも今までは数値には表れてないところでの母の頑張りでした。今は数値に表れてしまっています。
転院して、今の母の怠さキツさをとってもらい更なる母の元気を回復しようと企んでいた私たち兄妹は、入るべくして緩和ケアに入ったのだな…と思い知らされ落胆しました。
先生の前で孫の顔は叶わなくとも､せめて性別くらいは･･･!!と泣いてしまいました｡
そんな転院日の5/8 は戌の日でした｡
次から次に用事を済ませてさらしを手に病室に戻ったのは22時過ぎ。
とりあえず巻いて母に見せると満足気にうなづいてました。
大丈夫、きっと安産だよね！
そして久しぶりの母と2人の夜。
初日なので泊まるように言われて。
時々手を伸ばして繋いでみたり、水を飲ませたり、素敵な夜でした。
喘息持ちの母はひゅーひゅー言って少し苦しそうでしたが、眠剤を飲まずに久しぶりに寝ました。
穏やかに残る時間を過ごしていきたいです。
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