5月5日、こどもの日の今日、イジメサバイバルサイトができてから、10年経ちました。

小さな小さなサイトですが、これからもずっとずっと続けていきます。

 

イジメサバイバルサイトは、2014年、作家仲間の新年会がきっかけで誕生しました。

子どものイジメ事件が続き、わたしたちは、憤っていました。

何かしたいけれど何の力もツテもありません。

せめて、イジメ対策のサイトを作るくらいならできそう!と意気投合して始まったのです。

橘亜月さんが、ワードプレスでサイトを作ってくれて、髙桐遊さんが大人向けの「いじめ対策兵法指南」ページを担当、そしてわたし、高橋桐矢と、管理人の真名子極先生とで、細々と続けてきました。

 

その間、子どものイジメを取り巻く状況は改善されたとは言えません。

この10年の間にも、痛ましい事件がありました。イジメという巨悪に立ち向かう、小さな蟷螂の斧なのかもしれません。

それでも、続けてきて良かったと心から思える瞬間がありました。

 

イジメサバイバルサイトのメインは、「イジメサバイバル掲示板」です。

管理人の真名子極先生は、子ども達からのイジメや親との葛藤、進路の悩みなどの書込を、ぜんぶ受け止めるスタイルでこたえてくれています。

掲示板が始まった頃、小学生だった子が、何年かぶりにきて「大学生になりました」と書込してくれたこともありました。

迷い悩んだときに、ふと思い出す場所。いつ来ても、真名子先生が歓迎してくれて、いつまでも変わらずそこにありつづける場所。掲示板はそういう場所です。

 

変わらずあり続けるためには、変わり続けなければなりません。いろいろ不具合があったので、数年前にサイトを全面リニューアルしました。当初使っていたティーカップ掲示板が終了してしまったため、ワードプレスフォーラムが掲示板になりました。

また昨年からサイト保守の専門の方が入ってくださることになり、より見やすく使いやすいサイトに、少しずつ改善していく予定です。

 

この10年、イジメサバイバルサイトは、たくさんの見守ってくださる方々に支えられてきました。

「イジメ・不登校体験談」には、イジメを乗り越えてきた大人の方の声を掲載させていただいています。掲示板に大人の方が書き込んでくださることもあります。

心よりお礼申し上げます。

ありがとうございます!

これからも温かく見守っていただければ幸いです。

 

2024年5月5日