ルノルマンやコーヒーカードは、ひとつのカードに1つのシンボル。とてもシンプルで占いやすいカードです。

それでどんなふうに占っているかというと。

 

たとえばルノルマンやコーヒーカード占いの「家」のカード。見たまんまの「家」という意味です。安心できる場所、家族とか親とか地元という意味もあります。

意味そのものは、誰のどういう占いに出ても変わらないのですが、そのときどういう言葉で伝えるかは全然違ってきます。

 

 

質問「出会いがないんですよ〜」

家「家にいるからじゃない?外に出てみようよ」

 

質問「ケンカしちゃった」

家「少し家で頭を冷やすといいよ」

 

質問「転職したいです」

家「今は動く時期じゃないみたい」

 

こんなふうに質問が違うと答も違ってきます。

でも質問が同じでも、家のカードの背景に見えてくるものが違う場合もあります。

 

質問「彼とこれからどうなりますか?」

 

1家「まったりお家デートが多くなりそう」

2家「あなたを家族に紹介したいみたいよ」

3家「彼は、あなたといると安心できるのね」

4家「おだやかな安定した関係になれそう」

5家「彼は、あなたを独占したいみたい」

 

1家は、そのまま家の建物の中にいる2人が見えたんですね。

2家で見えた家は、彼の家ですね。

3家と4家は、抽象的な家。3家は彼女が彼の心のホームで、4家はふたりの家族的な愛。

5家は、1家と同様に建物の中にいる2人が見えたとき、外に出したくないという彼の気持ちを感じたのかもしれないし、彼女だけを家に閉じ込めているように見えたのかもしれない。

 

あるいは、6家として、彼のマザコンっぽさを感じる場合もあるかも。ただし「彼はマザコンなので、これから苦労しますよ」と伝えるか「彼のご家族と仲良くできたらこれからも良い形でお付き合いしていけますよ」と伝えるかで、全然受け取り方が違ってきますよね。

そしてどちらも間違いではありません。

 

家の向こう側に彼女と彼が、どんなふうに見えたのか?それをどういう言葉で伝えるか?

 

この解釈のバリエーションの広さ豊かさが、占い師としての力量なのです。

 

実際の鑑定を見てもらうのが1番早いです。

わたしが実際に鑑定して、それを見ていただける講座が3月にありますので、もしよかったらどうぞ✨️

 

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3月9日(日)13時半〜15時 アーカイブあり

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