不思議な文字を使う神秘的な占い……ルーン占い✨️

わたし自身最初興味を持ったのは「かっこよさげ!」という100%ミーハーな理由でした、笑!

 

けれど、イラストシンボルのルノルマンやオラクルカードと違って、一見意味不明な文字記号のルーンはなかなか、とっつきにくく、北欧神話の経典エッダを読んだり、試行錯誤しながら、ようやく占えるようになったのですが……。

そう、最初のハードルが高いのがルーンの一番の問題と思うのです。

 

今回「初心者向けルーン占い」本の依頼されてまず思ったのが、この最初のハードルをできるだけ低くしたいという点でした。

 

まずはルーンの名前! これまでルーンには英語読みとゲルマン語読みがあって、混乱の元になっていました。

 

「巨人」のルーンは…。

英語読みが「ソーン」。

ゲルマン語読みだと「スリサズ」。

 

「贈り物」のルーンは…。

英語読みが「ギューフ」。

ゲルマン語読みだと「ゲーボ」。

 

ルーンを知っている人たちが、同じシンボルを違う名前で呼んでいたのです。これをすべて日本語名に統一しました。

 

それから、ワンオラクルで占えるように、恋愛・仕事・人間関係などいろいろなシチュエーション別に、ルーンからの回答を分けて書きました。

わたし的おすすめポイントは、「相手の気持ち その声」の項目。

「相手はどう思ってる?」とワンオラクルで聞いたときのズバリ答となる「セリフ」です。

 

ルーンは形に意味と力があります。そこにさらに意味を理解しやすいイラストを入れてもらいました。ページを切り取れば素敵なカードになります。

 

ルーンが、まったく初めての方も、簡単、手軽に、カードを引いて該当するページを読めば、今すぐ占うことができる本になりました。

 

そして、ルーンをすでに知っている方にも、楽しんでいただけるように、オリジナルスプレッドを収録しました。

渦巻き状にルーンを読んでいく「ぐるぐるスプレッド」は、わたしのオリジナルです。

そして、24のハウスに入った、24のカードを読んでいくハウススプレッドは、エドレット・トーソン氏のスプレッドで、読み方はルノルマンカードのハウススプレッドと同じです。これがとても面白いのです。

 

石で占いたい人に、石の種類別の紹介もあります。

 

ルーン占いという言葉を、ゲームや小説で知ったという人も多いでしょう。でも、実際にルーン占いができる人はまだまだ少ないのです。

ルーン占いをはじめてみたいという人の、お役に立てたら幸いです。

 

「一番わかりやすい はじめてのルーン占い」日本文芸社

全ページカラー

巻末に切り取り式25枚のルーンカード、ルーン魔術護符付

(厚紙ではないので、使用するときは補強していただくと安心です)