ジオマンシーを知る人が増えてきていてとても嬉しいです。

 

ダイスやチェーンやカード、何もなくてもペンと紙でも、いろいろなお道具で占えるのがジオマンシーの面白いところ!

 

美しくて手軽に占えるアラビアンジオマンシーカードを使ってくださる方も増えています。

 

ところで。ジオマンシーのシンボルは16。

アラビアンジオマンシーカードは、基本の16のシンボルを、昼の16と、夜の16に読み分けて、合計32種類で占います。

 

昼と夜の読み分けについては、講座でもお伝えしてきましたし、いろいろと準備している企画もあります✨️が。

基本的なことはブログでも説明しておこうと思います。

 

まず基本の基本から。ジオマンシーは、偶数奇数または裏表という、ものごとの「陰陽」を使って占います。世界は突き詰めれば、陰と陽でできているという考え方ですね。

 

この陰陽で出来たシンボルに、さらに陰陽を当てはめてみたのが昼と夜のジオマンシーカードなのです…が。

 

実はひとつ裏事情があります。カード占いでは、たいていリバース(逆位置)がありますよね。タロットでもルーンカードでも。でも、ジオマンシーって、ひっくり返すと違うシンボルになってしまうのです💦

「獲得」を…

ひっくり返すと「喪失」に…💦

カード占いなのに、正位置逆位置が使えない、でも、正逆のような読み分けができないかな?と。

 

そんなこんなでできあがったのが、陽=正=昼の16と、陰=逆=夜の16の、32枚のカードなのです。

 

昼と夜の読み分けですが、基本的な意味は、昼も夜も同じです。そこは変わりません。

 

ただ、現れ方が違う、と考えていただければ。

昼は、誰にでも見えるように、オフィシャルに、物質的に、ハッキリと。

夜は、暗くて見えないのでこっそりと、プライベートに、精神的感情的に、ソフトに。

 

FCM(フォーチュンカード・マーケット)でアラビアンジオマンシーワークショップをしたとき、昼と夜のイメージ遊びをしました。

 

身近ないろいろなものの、「昼バージョン」と「夜バージョン」を考えてみるのです。

 

たとえば『花』

「昼の花といったら、ひまわりやチューリップ、明るい花束をイメージしませんか?」

「夜の花といったら、夜来香や月下美人、あるいは、夜の接待を思い浮かべるかもしれません」

 

たとえば『食事』

「昼の食事は、仕事の合間にささっとすませるイメージ」

「夜の食事は、仲の良い人達とゆっくり親しく」

 

『歌』なんかもわかりやすいです。

「昼の歌は、合唱や唱歌」

「夜の歌は、ムーディな感じ」

 

正解はないので、いろいろ考えて遊んでみてください。

考えているうちに、昼の○○と、夜の○○のイメージの違い分かってくると思います。

 

ジオマンシーシンボルも同様に……。

昼の「人々」は会社で働いているっぽいなぁとか、夜の「人々」はプライベートな集まりかなとか。昼の「少女」がママ友ランチなら、夜の「少女」は内緒の恋バナかなとか。

 

占いをしていると、そのまんま時間としての、「昼」や「夜」が出てくる場合もあります。

自分なりの昼と夜のイメージをひろげてみていただけたら嬉しいです。

 

昼と夜のアラビアンジオマンシーカード、1枚引きでも結構ズバズバ当ててくるカードです✨️

 

 

【↓いろいろなお道具でジオマンシーを占う方法】

 

高橋桐矢の本とカード