ルノルマン&コーヒーカード占いの核となる、とても大事なポイントなので、できるだけわかりやすくお伝えしていきますね。
ルノルマンカード(コーヒーカード)の36(32)枚すべてを並べて占う「グランタブロー」では、その人の現在過去未来、悩みも強みも方向性もみな、一望に見ることができます。
そのとき、一番大事なのが、これが「誰のグランタブローなのか?」なのです。
女性の相談者さんで「淑女」カードを本人カードとして展開していくとき、そのグランタブローは、その「女性相談者さんの世界」なのです。
たとえばいろんな登場人物がいるお悩みで、考えてみましょう。
たとえば相談者はシングルマザーで子どもがいて、バツ1の彼と付き合っているとします。そして相談者の親は彼との結婚を反対しています。
【この問題の登場人物】
■相談者
■相談者の子ども
■相談者の元夫
■相談者の親
■バツ1の彼
■バツ1の元妻
まずは普通に、相談者を本人として占うとき。
「淑女」カードが本人で、彼は「紳士」カード、相談者の子どもは「子ども」、自分の親は「家」としてそれぞれの関係性を読んでいきます。
この場合、展開されたカードは「相談者」の世界での距離感や状況です。
この問題を、バツ1の彼を本人として占うと、また違う世界が見えてきます。
その場合の注意点は、カードを展開する前に「彼を本人にする」と決めておくこと、です。
先ほどと同じく「紳士」カードが本人で、「淑女」が相談者で、相談者の子どもは「子ども」。相談者の親は「家」と、ここまでは同じなのですが……。
「彼の世界」での相談者、子ども、相談者の親への距離感や状況や行動が出てくるのです。
もしかして、相談者目線でカードを展開したときはすぐそばにいた大事な「子ども」カードが、彼目線で展開したら、2人をはばむ存在となっているかもしれません。相談者の親の「家」カードも違う立ち位置に出てくるでしょう。
本人が変われば、周りの状況も変わるのです。
なので、並べるまえに「これは誰が本人のグランタブローなのか?」つまり、誰の状況を見たいのか、を決めておかなければならないのです。
実際の現場では人間関係に悩んでいる方が多いので、登場人物も多くなりがちです。
ルノルマン(コーヒー)には、人物カードは、紳士と淑女、さらに子どもくらいしかないのですが、例えば上記の例で、親を「家」に当てたように、他のカードを人物に当てて占うこともできます。
義両親は、何カードに当てるか?
バツ1彼の元妻は?
会社の同僚は? 上司は?
ママ友は?
今週末の「登場人物過多講座は、こんなふうに登場人物が入り乱れて、複雑な利害関係がある問題をどう読みといていくか、架空の事例を元に展開したグランタブローを解説していきます。
実際にグランタブローで鑑定をされている方には、質問の整理とクロージングの参考にしていただけます。
そして、ルノルマン(コーヒー)初心者の方にも、事件簿を読むようにグランタブローを読み解いてゆく実際の手順を見ることが、さらなる学びへの刺激となるはずです。
↓コーヒーカード講座ですがルノルマンカードを使う方にも参考にしていただけます。
スイートコーヒーカード残部僅少となりました☆