占いをするときの「視点」が違うと、見える景色も違ってくるという話です。

 

ルノルマンカードには、グランタブローという36枚全部を並べて占う方法があります。

(コーヒーカード占いのグランタブローも同じです)

本人を表す淑女カード(男性なら紳士カード)を中心に、とりまくカードを読んでいきます。

このグランタブロー(大きな絵)は、本人をとりまく今現在の世界なのです。

 

本人カードの近くに、幸運を表す四つ葉が出ていたらラッキー。

夢や目標を意味する星のカードはどこに?

仕事仲間や友達を表すカードは?

そして、片思いの彼を表す紳士カードは、すぐ近くにいるでしょうか?

それとも、手の届かない遠く?

 

↓わたしをとりまく世界=グランタブロー

グランタブローは、その人の人生のある時点を、輪切りにしたものです。「恋愛」も「仕事」も「人間関係」も「夢」もすべて入っているので、1度に全部占うことが出来るというのが、特徴でもあります。

「恋愛について」「仕事について」「人間関係について」「夢について」を表すそれぞれのカードの状況を見ればいいからです。

 

ただ、わたしは個人的には、グランタブローでも、「仕事」と「恋愛」などテーマが異なるときにカードを並べ直すことがあります。

なぜかというと、わたしの場合、たとえば「恋愛」で占うとき「恋愛」にフォーカスして拡大している感覚なのです。

仕事なら仕事、夢なら夢で、拡大して見ると、また違う絵が見えてきます。

 

見る視点が変わってくると、見える景色も違うのです。

 

特に、同じ問題でも「わたしの視点」と「彼の視点」「親の視点」など視点が変わる場合は、必ず、展開し直します。

 

「本人カード」は、グランタブローの「視点」です。

 

ある夫婦がいたとします。

奥さんから見たふたりは、会話もない冷え切って未来のない関係だとします。

でもそれを旦那さんの視点から見ると、いちいち話さなくてもわかり合えている関係と見えているかもしれません。

さらにそれを、ふたりの子どもから見ると、わがままなお母さんにマイペースなお父さんで、いい夫婦に見えているかもしれません。

真実は、「視点」の数だけあるのです。

もちろん、そのさらに外側から見る、占い師目線からの視点もあるでしょう。

 

視点が変われば見える景色も変わってきます。

占いをするときは、今展開しているカードは、「誰の視点」から見ているのか?をしっかりと意識することが大切と思います。

 

そして、これって西洋占星術のホロスコープにも言えることなのですよね。

地動説で、地球中心に惑星や太陽がまわっているホロスコープの視点は、「地球」です。これが、太陽を視点としてみると、地球も太陽の周りをまわっている惑星の1つなわけです。

西洋占星術については、来週更新しますね💦

 

 

 

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