先日、トリプルKのzoomでルノルマンカードグランタブローで占いました。
そのとき、グランタブローの並べ方についての質問をいただいたので、あらためてくわしく説明しますね。
グランタブローというのは、ルノルマンカード36枚全部を並べる占法です。並べ方には、いくつかバリエーションがあります。
それぞれの並べ方の特徴について、ご紹介しましょう。
■8×4+4
横に8枚を、4段ならべ、さらにその下の中央に、4枚を足します。
グランタブローの原型>
実はこれ、ルノルマンカードの元祖と言われる「希望のゲーム」の占い方に掲載されている、ルノルマンカードの占い方として記録にある、もっとも古い並べ方なのです。
なぜこんな形なのか?>
事実はまだわかっていません……が。
ヨーロッパのトランプは、36枚デッキや32枚デッキがあります。当初32枚で、8×4で並べていたところに、プラス4枚増えて、このような形になったのかもしれないというのが、正解に近い気がします。
特徴>
変形なので、通常の四角よりも、角が多くなるのが特徴です。
8×4の四角の四隅をピンカード、その下の4枚をラベルカードとして読む手法もあります。
■9×4
横に9枚を4段並べます。
グランタブローのもう1つの原型>
9×4と、6×6が「36の広場」等の名前で、マドモワゼル・ルノルマンの占法として伝えられています。(おそらくルノルマンカードではなく、トランプを)こうやって並べて占っていたのかもしれません。
特徴>
幾何学的に美しくて順番も数えやすく読みやすいのが一番の特徴です。マドモワゼル・ルノルマンの占法として伝えられている「ハウス法」に適しています。
■6×6
横に6枚を6段並べます。
同上>
特徴>
カードサイズによりますが、かなり縦長になってしまうので、テーブルサイズに工夫が必要です。
人物カードを1枚よけておきます。横に7枚を5段並べ、最後に人物カードを中央のカードに重ねます。
桜野カレン先生オリジナルの並べ方です。
>特徴
正方形に近い形で幾何学的に美しくスッキリしていて、占いやすい。
わたしが個人的に好きなのは、8×4+4です。理由は原型だということと、角のカード=上下左右のどこかが欠けている=その方面が足りないor見えていない、と考えると、さらに面白く深掘りできるからです。
9×4も普通に使います。トリプルKで3人で占うときも、香先生がハウス法で占うこともあり、9×4法で並べています。
大事なのは、「占う前に並べ方を決めておくこと」!
上の4種類のグランタブローを、もう一度見ていただけるでしょうか。実は1〜36のカードの順番は同じなのです。
そう!同じくシャッフルしても、並べ方が違うと、「違う絵」になってしまうのです。
グランタブローでは位置によって、カードの意味が違ってしまうので、並べ方を最初に決めておくことが大事なのですね。
最初に決めておけば、どんな並べ方でも、かまいません。
お好みの並べ方で、グランタブローを楽しんでみてくださいね。
↓桜野カレン先生の
7×5+1(ローズグランタブロー)が掲載されています
↓香先生のハウス読みが学べます。
↓高橋桐矢の本。上下左右の位置解説あり。
↓無料でルノルマンカード占いができます
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