占いの力ってすごい……あらためて思いました。
鏡リュウジ先生の「あなたのホロスコープ見せてください」という企画に、16000人以上の応募があったそうです。
普段は「占いはしない」鏡先生の、回答文がすばらしかったのです。すべての占い師にとって最良のお手本となる、理想的な回答文と思います。
本来、占いはとてもプライベートなものです。ですから、占いの回答文を見る機会って、めったにないので、そういう意味でも貴重です。今回、当選したご本人だけでなく、占い師にとってもありがたい企画でした。
鏡先生にホロスコープを読んでもらった方は、嬉しかったでしょうね。回答文をプリントしてずっと持っていて、何かの折に読み返したりするんじゃないでしょうか。自信をなくしたときや、進路に迷ったときに。読み返して自分自信への信頼を取り戻して、勇気がわいてくるんじゃないでしょうか。
鏡先生はご自身は占い師ではないし、予言もしない、とおっしゃっています。占星術研究家・翻訳家ですから、当てもの占い師ではないのは確かです。
わたしは、占いにはいろんな役割があって、当てることで未来予測や日常生活に役立つのも大事な役割と思っています。「当ててなんぼ」と断ずる占い師の先生もいらっしゃいます。
その一方で、当たり外れではなくて、占いには、未来の可能性と希望を見せてくれるという役割もあると思うのです。
特に誕生日時から占う命術は、その日その時間に誕生した「その人への祝福」です。
「あなたは誰とも違う、唯一無二の存在です。
こんなにもたくさんのすばらしい可能性を持って生まれてきたのです。
あなたの存在に祝福を!」
という占い。
これも、占いの大切な大事な役割と思うのです。
鏡リュウジ先生の占い回答文が、占い師にとって最良の見本になる理由をもうひとつ。
単なる「上げ鑑定」ではない点です。
いいことしか言わない上げ鑑定を喜ぶお客様もいますが、それだけでは、占い師として本当の信頼を得ることはできないでしょう。
鏡先生の回答文をよく読むと、本人のネガティブな資質や未来につまづきやすい点を、細心の注意をはらってきちんと指摘しながら、最後に相談者が納得できるように完璧にフォローしています。
これだけのボリュームと内容の回答文を書くのに、どれだけの時間と労力をかけたのでしょう。
鏡先生も、
(現場の個人コンサルテーションではこんなわけにはいかないのは承知の上で…m(_ _)m)
とおっしゃっていますから、一般的なメール鑑定で、これほどの内容はとてもとても求められないでしょうね。
けれど。
占いの理想型として、心にとめておきたいと思います。
わたしにとっての原点「占いは未来への祝福」を再確認できました。
占いって、本当に、いいなぁ……!
↓無料でルノルマンカード占いができます
↓クリックでラジオが聴けます
↓作家仲間と、運営しているイジメ対策サイトです
【高橋桐矢の本】
↓副業で占い師をする方々へのインタビュー集
↓ルノルマンカード付き、解説書
↓占い師になる方法を知りたい方に
↓創作読み物。小学5年生の主人公の親は占い師!
↓創作読み物。学校に行けないときのサバイバル術
1巻目
2巻目