占い師という仕事は副業に適している。というか、むしろ、副業として最適なんじゃないかと、実情を調べるほどに思うようになりました。

 

なぜ副業なのか。

 

そのまえにまず。

むか〜しむかし、わたしが占い好き少女だった40年ほど前は、そもそも、占い師という職業選択からして、ありえなかったのですよ〜。

 

宇宙飛行士や歌手やパン屋さん、それぞれ難易度に差はあれど、職業として目指すのはありと思います。

でも、占い師になる方法なんて誰も知らなかったし、なれるとも思えなかった。占いの勉強も手探り独学でした。

 

今は、占いを学ぶ講座も学校もあるし、カードや占い道具もネットで手に入る。いい時代です〜。

占いに興味を持つ人が、占い師になりたいと自然に思える時代になりました。

 

わたし自身は占いを仕事にして30年近くになりますが、真面目に学べば誰でも占いできるようになる、と思っています。

自分を占ったり、家族や友達を占ったり。ネットで占いをしてお小遣い稼ぎをしたり。占いを自分の生活を豊かにするために使うことができるようになります。

 

ただそれでもやっぱり、占い専業になるのは難しい。

なぜかというと、占い師ひとりひとりが、個人事業主、フリーランスだからですね。人気占い師がいる一方で、ぜんぜんお客がこない占い師もいるからです。

 

現実に、今占い師をしている方々の多くが、副業です。

OLや美容師や看護師、介護士をしながら空き時間で、占い師をしている方が多いのです。

 

でも、そういう副業占い師の方々に実際にお話を聞いていくなかで、副業だからできること、副業としての占いの可能性が見えてきました。

 

まず1番大きいのが、どんな本業も占いに活かせるという点。

占いの相談に来る方々は、多種多様な悩みを抱えています。

人間関係に悩む人、営業成績が伸びなくて悩む人、金銭問題の悩み、転職の悩み。

占い以外の仕事をしているからわかることがあります。営業職兼占い師なら営業時のかけひきについてアドバイスができるでしょうし、主婦兼占い師ならご近所付き合いのノウハウがあるでしょう。それまでの人生経験のすべてが占いという仕事に役立つのです。

占い師には年齢制限がないだけでなく、むしろ、年をとって人生経験が深まるほどいい占い師になれるのです。

 

電話占い、チャット占いなら、昼でも夜でも待機時間を自由に設定できること、世界中どこでもできること、占い師名を付けて活動することで、本名や顔出ししなくていいことも利点です。

 

個人事業主ですから、職場のわずらわしい人間関係がないことも大きな魅力でしょう。

 

決して楽して儲けることはできません。収入も不安定です。

でも、新しい占術を学んだり、告知の仕方やSNSを活用したり、そういった努力や創意工夫が収入になって返ってきます。

 

占いに少しでも興味があって、真面目に学んでみたいという気持ちがあるなら、副業としての占い師を考えてみるのもありと思います。

 

占い師になるのが簡単とはいいません。

でも、一般社会で普通にやっていくことができない人が、占い師ならできる、ということもあるのです。

学校も仕事も続かなかったダメ人間の見本のようなわたしでも、占い師になることができました。

 

面白い経歴の、いろんな職業の副業占い師さんが増えたら、この業界、もっと面白くなると思うのです。

 

副業としての占いの可能性については、これからも引き続き調べていきたいと思います。

 

 

 

【お知らせ】

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開催日:2020年2月21日(金)

時間:18時30分~20時

会場:書泉グランデ

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