ヒスイの産地、海岸でヒスイが拾えるという新潟県糸魚川市に行ってまいりました!!!

 
今回の目的は、ヒスイ拾い…ではなくて、糸魚川市で行われた児童文学セミナー。糸魚川市出身の小川英子先生が中心となって企画されたイベントです。
黒井健先生の講演会、心にしみました! 
横沢彰先生と吉野万理子先生のトーク、とても楽しかったです。
 
そして今回わたし的メインイベントが、児童文学セミナー参加者限定のヒスイ拾いミニツアー!!!
 
最近は滅多に拾えない、慣れた人でもなかなか見つからない、見つかったらラッキーという話は聞いていました。だからこそ気合を入れて、ミニツアー前に先に海岸に行って、それらしき石を探してきました。東京からスコップと軍手持参で、午前中2時間、目を皿のようにして探しまくりました。
 
お宝の山!!!
 
糸魚川産のヒスイは、白いものがほとんどということなので、白くてすべすべした感触の石をたくさん集めました。こぶし大から、つめ先大まで、大小さまざま約3キロ。
持参したビニール袋が破け、靴の底はボロボロになりました。靴も服も濡れてビショビショになりました。
 
 
ツアーガイドさんに見てもらわないとどれがヒスイがわからないので、とにかくたくさん拾いました。
 
ずっしり重いお宝を抱えてあるきながら、これは自分の欲深さの重みだなぁと思いました。はなさか爺さんでも、舌切り雀でも、となりの家の欲深爺さんは、必ず大きくて重いお土産を選びますよね〜汗。
 
そして本番のヒスイ探しツアーでも、1時間ほどまたまた拾いまくりました。
 
最後に拾った石をジオパーク認定ツアーガイドの古見さんに判別してもらいました。
 
これだけ拾ったのですから1つはヒスイがあるでしょう。何個もあるかもしれません。
 
ドキドキしながら、見てもらいました。
 
 
ヒスイは1つもありませんでした。
 
わたしのずっしり重い3キロのお宝は、すべて、石ころだったのです。
 
なんと、今回ヒスイ拾いツアーに参加した全員がボウズでした。
 
でもね、今回ツアーガイドをしてくださった、エマさんが、全員分のヒスイ原石を糸魚川で拾って用意していてくださったのでした。
 
イギリス出身のエマさんは、化石とヒスイが好きすぎて糸魚川に住んでしまったという筋金入りの鉱物愛好家です。
 
優しいエマさんからのお土産は、白いけれど、光を通すと、美しいグリーンに発色する、親指の先ほどのちいさなヒスイ。
 
わたしは、ずっしり集めた石を海岸に返して、身軽になって、エマさんのお土産をカバンにしまって帰りました。
 
海岸でヒスイを見つけることはできませんでしたが、代わりに、もっと大事ななにかを持って帰ることができた気がします……。
 
ヒスイ拾いツアー参加者の一部。
手前右がエマさん。
右端が、ジオパーク認定ガイド古見さん。
本当にありがとうございました!!!
 
 
それにしても。
 
残念〜〜〜〜〜!!!!!
 
絶対!リベンジするぞ!!!