伊泉龍一先生と桜野カレン先生のコーヒーカードトークイベントに行ってきました!

大収穫でした!!!

行ってよかったぁ〜。

 

その場で誕生した新スプレッドも、

「どんどん使ってください!SNSにもあげてください!」という太っ腹!

せっかくなので、みなさまにもシェアしますね。

 

ところで今回のイベントは、ルノルマンカードの原型の「希望のカード」のさらに原型とされる、「コーヒーカード」について、日本で唯一、書籍に解説文を書いていらっしゃる伊泉先生に歴史と使い方を教えていただけるというものでした。

 

コーヒーカードの歴史については、桜野カレン先生と共著の「ルノルマンカードの世界」に詳しく掲載されています。

 

上記に加えて、今回新しく教えていただいたお話。

・現存しているコーヒーカード(コーヒーパック)は、大英博物館に保存されている1種類らしい。

・当時、コーヒーカード占いの本はたくさんあった(飲み干した滓の形の解説ページを読んで占う)。

・コーヒーを飲み干さなくても簡単に何度でも占えるように、コーヒーカードが作られたのだろう。

・コーヒーカードには解説書がついていて、カード独自の占い方が載っている。

 

この元祖コーヒーカードの占い方を、カレン先生が実演してくださいました。要点は以下の通り。

・本人カードを中心に読む点は、ルノルマンカードと同じ。

・本人カードの上下左右クロスのカードを読む。

・コンビネーションで読む方法、左右を過去未来と読む方法は掲載されていない。

 

以上から、コンビネーション法や位置の意味で読んでいく方法はルノルマンカード誕生後、ルノルマンリーダーたちによって作られていったものだということ。そしてもっとも原点となる占い方は、本人カードを中心に読むことだったのだと分かります。

当時は、タロットカードも、このように、シグニフィケーターと呼ばれる本人カードを決めて占う方法が一般的でした。

 

そして!今回イベントの白眉!

本人カード(シグニフィケーター)を中心に読む方法の原点はどこにあるのか?

伊泉先生いわく、なんと!占星術にあるというのです。

 

要点のみとなりますが、現代の太陽が〜、火星が〜という読み方は近代になって成立した読み方で、18世紀以前は、質問したいことのハウスのサインであるシグニフィケーターがどこにあるか、シグニフィケーターに関連する部分だけを読んでいくという方法……シグニフィケーターを中心に読んでいく方法がスタンダードだったとのこと。

 

ルノルマンカードの過去をどんどんさかのぼっていくと、占星術に行き着くのだという、とてつもなくワクワクするお話でした!!!

 

そうして誕生したコーヒーカードから、ルノルマンカードが生まれ、シンプルな占い方が、さまざまにアレンジされて、バリエーションが広がり、ここ十年くらいは、ルノルマンカードブームとなり、新しいカードも多数作られているという話にもなりました。

 

伊泉先生は、過去をたどることで発見があり、それがまたあらたな未来の創造につながっていると語ってくださいました。

 

ルノルマンカードとコーヒーカードの過去と未来が見えた、すばらしいイベントでした!

 

最後に当日その場で生まれた、ルノルマンカードとコーヒーカードの新しいスプレッドをご紹介しますね!

 

数秘術を使ったスプレッドです。

ルノルマンカードの場合、9枚×4列に並べます。(コーヒーカードは9枚×3列、+5枚)

左から1〜9まで数秘のナンバーと対応しています。

本人カードが入った縦の列の4枚を、数秘の意味と合わせて読みます。

 

説話社オリジナルコーヒー&ビスケットカード

 

数秘術に関しては伊泉先生の本が詳しいです。

 

タロットのシグニフィケーターについてはこちらに詳しく記されています。

 

学ぶことは楽しいです。

これからも学びをシェアしていきたいと思います!

 

そして!コーヒーカードを実践で使いたいという方のために、ちえの樹さんで、コーヒーカード講座が開かれることになりました〜!

8月10日(土)

講師は、香先生です!

(順番にトリプルKの面々が担当します〜)

 

香先生のルノルマンカードテキスト

 

歴史を知って、次は未来へ向かう創造のはじまりですね!

 

ご一緒に楽しみましょう!!!

 

 

 

 

マイカレンダー夏号は、カード占い含む、卜占特集!

 

おまけ、高橋桐矢のルノルマンカードの本