ルノルマンカードの一番の魅力って、絵柄だと思うのです。
かわいいカード、シックなカード、大人っぽいカード……いろいろなカードがあって、あれもこれも欲しくなります。
使い分けてもいいですね。
そして、2つ3つと、ルノルマンカードのデッキが増えていくと、気づくはず。
「あれ? この絵柄微妙に違う」と。
そうなのです。
花束、熊、本などの基本の「36のシンボル」が描かれている点はすべてのルノルマンカードが共通です。
が、しかし。
どんな花束なのか?
熊が立っているか四つんばいか。
本が開かれているか閉じられているか。
など、微妙なところで、それぞれに違います。
そしてここからが大事なポイントなのですが。
「みんな違ってみんないい♪」のがルノルマンカード。
どれが正しい間違っているではなくて、それぞれに「読み方」が違ってくるのです。
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拙著「実践ルノルマンカード入門」では、付属カードだけでなく、いろいろなルノルマンカードをそれぞれに楽しんで欲しくて、各カードすべてに、シンボルの絵柄が違うときの読み方を入れました。
たとえば。
「秘密」という意味がある「本」のカード。
閉じられた本の絵柄なら、「秘密は保たれる」
逆に開かれてた本ならば、「いずれ秘密はあきらかになる」
というふうに。
紙面の限りがあって入れられなかった絵柄もありました。
たとえば、このとても可愛らしい、「ドリーミングウェイ・ルノルマンカード」。
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ルノルマンカードで一番大事なポイント「人物カードが横向き」をクリアしているので、ファーストデッキとしてもオススメなのですが、いくつか解釈に迷う特殊な絵柄のカードがあるのです。
これまでルノルマンカード講座で、説明してきた解釈法を、ご紹介してみますね。
1・行動力を表す騎士が、馬のお尻に向いてまたがっていて、馬と騎士の向かう方向が反対。つまり、意欲があっても、進むべき方向が定まっていないとも読めます。
6・不安を表す雲はコーヒーの湯気なので、ふうっと吹けば消えてしまいます。コーヒーブレイクで不安を解消できそう。
7・人物が、嫉妬や妬みやネガティブな感情を表す蛇に、からめとられています。
12・鳥が頭に家を乗せていますね。家族ぐるみのお付き合いみたい♪
15・熊はマスクです。熊の強さをかぶっている=強がり。
18・犬は目を見開き、人物は目を閉じています。犬=友達のほうが、ちゃんと見えているから友達の意見を聞くべきとも読めます。
20・社交を表す庭はじょうろの中。限られた者しか入れない社交の場かもしれません。
25・結婚を表す指輪にはカップルと家。結婚生活を表しているのでしょう。
34・お金を表す魚が、傘の中。恵みを受け取るのは、傘の中に入れた人だけかもしれません。
35・仕事やつながりを表す錨が入れ墨になることで、よりいっそう強く刻み込まれた絆という意味に。
上記は、そう読まなければいけないというわけではなく、あくまで、ひとつの解釈例として、参考にしていただければ幸いです。
ドリーミングウェイは、凶カードが怖くないので、対面鑑定にもオススメです。
様々なルノルマンカードを楽しんでいただけますように☆
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