誰よりもわたしが一番楽しみにしていた、
エミール・シェラザード先生とのトークイベントが無事終わりました!
わたしは、マイバースディの愛読者でした。
福島に生まれ育ったわたしにとってマイバースディは、貴重な情報源であり、宝物のような雑誌でした。占い、妖精さん、魔術、ハンドメイド……を、マイバースディが教えてくれました。
そのころはとても、自分が占い師になれるなどとは思っていませんでしたが……占い師へのあこがれはありました。
現実は味気なく、厳しかったけれど、夢と希望があったから生きていられたのです。
マイバースディが今のわたしを育ててくれました。
そのマイバースディで毎月の占いを執筆されていたエミール・シェラザード先生との初対面&初イベントだったのです。
初めてお会いするエミール先生は、明るい太陽のようでした。
イベントでは懐かしいマイバースディ当時のことをたくさん語っていただきました。
エミール先生が所属されていたルネ・ヴァンダール研究所のこと。実は江戸っ子だった、ルネ・ヴァンダール先生の粋でいなせなエピソード。
占い全盛時代のすさまじいエピソード……毎月の占いが雑誌50冊!!!書いても書いても終わらない、占いわんこそば状態!!!
エミール先生の中高生時代のドジ&うっかりエピソードには、ハッとしました。
先生は、頭の中の配線がちょっと人とは違っていたみたいとおっしゃっていました。
世の中の尺度と関係のないところで、
自分が楽しいと思うことを追究されてきたのだと。
今年の春分図を読むコーナーでは、参加者おひとりおひとりが自身のこれからの参考になるようにと、12星座すべての今年の運勢を読んでいきました。
ものすごく贅沢な時間でした。
最後に先生に、一番聞きたかったことを伺いました。
懐かしい昔のことだけを話して終わりにしたくなかったのです。一番聞きたかったのは、これから先のことです。
マイバースディを読んで育った、占い好きの夢見がちな少女たちが大人になってこれから、占いとどう付き合っていけばいいのでしょうか、と。
エミール先生はおっしゃいました。
見えないものが、心を豊かにしてくれる。
妖精がいると感じられる心。
見えないものを、感じられる心を、子供でも大人でも年をとっても持ち続けていたいですね、と。
こみあげてくるものがありました。
占いを続けてきてよかった、と心から思いました。
わたしにとって占いは、過去の郷愁ではなく、明日への希望です。
今回のイベントで、遠い記憶の彼方に忘れかけていた原点に立ち返ることができました。
このイベントに出られて本当によかったです。
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。
変革の今年、それぞれに、よい一年となりますように!
この春、マイバースディが生まれ変わって新雑誌、マイカレンダーとなりました!
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明日への希望と力がわいてくる嬉しい雑誌です!
春分図についてはまた別エントリで語りたいと思います。
↓占い師という職業のいいところも、そうでない部分も真面目にわかりやすく、お伝えしていくこともわたしの役割と思っています☆
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