こんにちは。高橋桐矢(キリヤ)です。

この名前を、占い師&作家のペンネームとして使い始めて、もう20年以上になります。

 

とても気に入っている名前なのですが、ときどき、間違えられることが、あります。

 

桐矢じゃなくて、桐谷に。

実際に桐谷(キリヤ、キリタニ)さんという名のほうが多いですし、きりやで変換すると桐谷になってしまいますから、間違えるのも無理ないですよね〜汗。

 

なのであえて、間違いを訂正はしないです。

 

メールのやりとりを何度かしている途中で、

相手が途中で気づいて

「名前間違えて大変失礼しました!!!」

とすごい勢いで謝られたりすると、かえって紛らわしい名前でこちらこそ申し訳ない〜と思います。

 

なので、間違えてもどうか気にしないでくださいね。

わたしが気づいていないことだってあるんですから。

 

名前を間違えられるとき、いつも、おばあちゃんのことを思い出します。

わたしは、典型的なおばあちゃん子でした。

初孫だったせいもあり、ずっとかわいがられていて、高校を中退した後は、ひまだったので、ほとんど毎日のようにおばあちゃんちに通ってました。

 

介護とかじゃなくて、ただ一緒にコタツに入って、「笑っていいとも」を見て、午後の連続ドラマを見て、再放送の時代劇を見て、緑茶を飲んで、仏壇にお線香をあげて、ご先祖様の話を聞いて……17歳のころ、そんな毎日を過ごしていたのです。

 

この、わたしの大好きなおばあちゃんが、しょっちゅう、わたしの名前を間違えるんですね。

おばちゃんの名前と。

 

おばちゃんは、おばあちゃんの娘です。

つまり、おばあちゃんは、娘の名前と孫の名前を間違えてたわけですね。

 

わたしの本名は「あさこ」みたいな子のつく名前で、おばちゃんの名前は「まさこ」みたいな一字違い。

間違えるのも、むりないっていう感じです。

 

おばあちゃんは頭はしっかりしていましたが、80歳すぎていたので、年齢なりの部分もあり。

 

「お茶のおかわりいるかい、まさこ」

「うん、おばあちゃん」

(あさこだけど)って思いながら、でも、だまってました。

 

おばあちゃんがわたしを呼んでるのがわかってるから。

間違いを指摘したら、おばあちゃんが、悲しむだけだから。

 

「まさこ、寒くないかい」

「うん。寒くないよ。おばあちゃん」

 

名前って、その人を表す、とても大事なものだと思います。

 

だから、もちろん、わたし自身、人様の名前を間違わないよう気をつけています。

(今までに失敗したこともあります…大汗)

 

でも。わたし自身は、人から名前を間違われても、気にしません。

 

それよりも。名前を呼んでくれた(書いてくれた)ことが、嬉しいから。

 

おばあちゃん、会いたいなあ……。

 

 

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