本になるアイデアがあって、筆力もあるのに、本を出版できない人がいます。
それはなぜでしょうか。

占いビジネスフェアの、個人コンサルでは、出版に関わるハウツーをコンサルさせていただくつもりでいました。

ところが、出版コンサルについて質問や意見をいただいく中でちょっと考えが変わってきました。

もしかして、書きたいものがあり、形にしたいという思いがあっても、それを「出版したい」と思うところまでいかない……、というより、それ以前に、「出版」なんて考えもしないのが普通なのかも?

思い出したのは、妹のことでした。

わたしは四人兄弟で、わたしが長女。下に、妹、弟、妹がいました。子どもの頃、この四人で、マンガ雑誌(わら半紙の裏に手描き、ホチキスとじ…笑)を発行していたのです。

わたしが編集長ですからやりたい放題、自分のマンガが巻頭カラー、〆切も自分が描きたくなったときに勝手に設定してました。

たまに大漫画家が子どもの頃描いていた絵が、とてつもなく上手かったりしますよね。

13号まで続いたその雑誌を今読み返すと、わたしの作品は絵もストーリーも……とてつもなく、ひどいです……大汗。
なのに当時は、なんだか、イケてる気がしていたのですね。

おかしいな←おかしいよ、あんた。

で、意外にも上手いのが、妹の絵なのです。当時流行っていたマンガに似ているのですが、今見ても上手い。絵を描くことが好きだった妹が、大人になって何になったかというと……。

税理士になりました。

妹からは一度も、漫画家になりたいなどと聞いたことはありませんでした。(もしかしたら思ったりはしていたのかもしれませんが)
わたしより絵が上手かった妹は、ものすごく現実的な人でした。漫画家になるなどという選択肢は、はなからなかったのでしょう。

たとえ、絵を描くのが好きで、実際に上手でも、現実的で客観的にものごとを考える人は、漫画家になろうなどとは思わないのですね……。

ここで、冒頭の話にもどります。

占いの本になるような面白いアイデアがあって、書くことも好きで、本を出版できるポテンシャルのある人がもし、現実的で客観的にものごとを考える人だったら……?

 

真面目で、ものごとを真剣に堅実に考える人ほど、まさか自分が出版することなどないだろうと思ってしまうのかもしれません。

もったいないなあ……。

ポテンシャルあるのに。

ポテンシャルは、現実化しなければ、一生、永遠にポテンシャルのままなのです。

一歩踏み出してみたら、
その先には、想像もしなかった未来が広がっているかもしれません。

最初の一歩に、「占いの本を出版したい人」「占いの原稿をウエブや雑誌に書きたい人」のための個人コンサルはいかがでしょうか。
アイデアだけでも、気持ちだけでもOK。

9月17日(日)11~17時「占いビジネスフェア」

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