なんと! 去年に引き続き、わたしの所属する児童文学サークル「ひまわり時計」からの公募受賞です!
室賀理江さん「およんじ おたんじょうびがかり」
児童文学者協会長編新人賞佳作受賞、おめでとうございます~~!!!
左から、高橋桐矢、白井さやかさん、昨年佳作受賞の柴田奈保美さん、今年受賞の室賀理江さん、畑いくるさん。「ひまわり時計」の仲間。
わたしは去年も今年も事務局のお手伝いで、花束受付係でした。ご挨拶できたみなさま、本当にありがとうございました。
年に一度の授賞式&総会は、児文協の大きなイベントです。華やかなパーティに、今年初めて参加したサークル仲間の畑さんが「ひりひりする」と言っていましたが、その気持ち、すごくよくわかります。
……そう。児童文学の有名作家がいっぱいいて、ご馳走がたくさん、キラキラシャンデリアに豪華な会場、華やかなパーティは、楽しくて素敵。
でも。パーティは児童文学分野で、華々しい成果をあげた人が表彰される場です。会場でにこやかに微笑みながら、わたしも毎回、「ああ……みんな、こんなに頑張ってる」「それに比べて自分は」と、我が身を振り返って、ひりひり、じくじく、ズキズキしているのです。
児文協に入って約20年経っても、いまだにそんな感じです。
でも。児文協に入っていなかったら、今の、児童文学作家としてのわたしは存在しなかったでしょう。
ところで児文協とは……、
「日本児童文学者協会(略称・児文協)は、児童文学の作家、詩人、翻訳家、評論家などで構成されている文学運動団体です」~公式サイトの「日本児童文学者協会とは?」より引用
と、こういう団体です。
実は今回も新人さんから「児文協に入るとどんなメリットがあるの?」と聞かれたので、そのことについてお話してみようと思います。つづく。