「上野の森 親子フェスタ」に初めて参加しました!

 

「上野の森 親子フェスタ」は、毎年GW時期に、絵本と児童書5万冊が謝恩価格で買えて、作家のサインセールや講演会が行われる、子どもの本の大きなイベントです。

 

わたしは、作家団体ブース「児童文学者協会」の一員として、占いコーナーを担当しました。

 

↑準備をする占い師のおばさん

 

たくさんの子どもたちが、占いコーナーの列に並んでくれました。
本当に本当に、ありがとうございました!

 

占い師として、これまでたくさんの方々を占ってきましたが、子どもさんだけをこんなにたくさん占ったのは初めてです(通常、占いのお客さんは大人です)。

 

「将来を知りたい」「恋愛運」「金運!」と、キラキラした目でたずねてくる子どもたち。全員の願いが叶うようにと、祈るような気持ちで占いました。

 

将来や才能をたずねた子に、「ダンス」や「歌」「運動」「外国語」など、占い結果を伝えます。すると顔をかがやかせて、「ダンス好き!」と答える子もいれば、「運動は苦手」と顔をしかめる子もいます。

 

でも、子どもは可能性そのもの。今、苦手なことも、いつか一番得意なことになるかもしれません。自分でもまだ気づいていない才能が、これから花開くかもしれません。

 

やがて、高校生や大学生になって進路を考えるときに、「そういえば昔、占いで、外国で活躍するって言われたっけ。留学するのも、ありかな?」なんて、ふと思いだしてくれたら。それが、未来の扉を開く鍵となったら、こんなに嬉しいことはありません。

 

「大人を占う」のと「子どもを占う」のは違うのでしょうか。

「はい、はっきりと違います」


占い師の言葉は、未来の扉を開く鍵になるかもしれないし、逆に、未来を閉ざす呪いにもなります。

 

たとえばその最悪の例。
子どもの頃、「あなたは救いようのない音痴」と言われたら? たとえ歌が好きでも音楽の道に進もうとは思わないでしょう。
もしも「あなたは不器用」「頭が悪い子」と決めつけられたら?
「何をやってもだめな子」と言われたら?

 

呪いの言葉を吐くのは占い師とは限りません。親かもしれないし、教師かもしれません。


でも、占い師の言葉には特に深く強い影響力があるのだと、すべての占い師は自覚すべきと、自戒をこめて思います。

 

子どもの未来を語る言葉には、良くも悪くもとてつもなく大きな影響力があるのです。

 

今回占った子どもさん全員の、輝かしい未来を、心から祈っています。

 

「上野の森 親子フェスタ」児童文学者協会ブースでは、工作作家の田部さんの工作コーナーも大人気でした! 

作家のサインコーナーでは、あこがれの作家さんに目の前でサインしてもらって感激する親子連れもいました。

 

↑藤田千津先生と、茂木ちあき先生

 

↑せいのあつこ先生と、高田由紀子先生

 

↑日本児童文学前編集長のいずみたかひろ先生

 

↑日本児童文学編集長の高橋秀雄先生

 

今回来てくださった方々へ。

本当に本当にありがとうございました。

 

そして、今回来られなかった方へ。
ぜひ、来年のゴールデンウィークには、上野の森にいらしてくださいね。子どもの本が全品2割引で、作家に会えて、サインももらえて、講演会や読み聞かせ、体験コーナーもあって盛りだくさん!


わたしもできればまた占い師として参加するつもりです。