若桜木先生の新年会に行くと、初心を思い出します。

 

若桜木先生に初めてお会いしたのも、10年以上前のこの新年会でした。
当時わたしは、小松左京賞努力賞受賞したものの、出版されず、持ち込みも公募もボツ続き、もうどうにもならない状態で、若桜木先生の執筆Q&Aにメールしたのでした。
若桜木先生からすぐに返信が来て、新年会にさそっていただいて、それから、町田の小説教室に何年か通うことになりました。


小説教室では、公募で目にとまるポイントから、持ち込みの仕方、速く書く方法……などなど、小説家志望者が本を出す方法から新人作家が直面するたくさんの問題について、そして作家であり続けるためにどうすればいいのか、ものすごく実践的なことをたくさん学びました。

 

もうひとつ小説教室に通ってよかったのは、書く仲間ができたことです。小説執筆はたった1人のとても孤独な作業です。でも、同じくひとりでがんばっている仲間がいることで、自分もがんばろうと思えるのです。


そしてなにより、わたしが通っていた頃、同じく作家志望だったあの人もこの人も、公募受賞してデビューして、今は立派な作家先生になっています(若桜木門下生で作家デビューされた方は、20人を越えるそうです)。


昨年の受賞者は、小説現代長編新人賞の泉ゆたかさん、朝日時代小説大賞の木村忠敬さん、新沖縄文学賞の梓弓さん、他。

新年会に参加された2名に花束授与がありました。

 

    ~「サイレント・ブレス」でデビューされた南杏子さん

 

書く人みなが必ず作家になれるわけではありません。

でも書かなければ絶対になれません。

作家になるためには、書き続けるしかないのです。


この新年会は、すでにデビューした作家さんにとっては懐かしい同窓会であり、さらに地方在住の通信講座の生徒さんにとっては、先生に会える貴重な機会です。
新年会に来られなかった方にも、その雰囲気が伝わりますように。

 

 

  ~先生を囲んで華やかなテーブル

 

 

   ~意気投合した3人組☆(左から矢吹哲也さん、近藤五郎さん、Tさん)

 

   ~先生のお誕生日花束

 

今年お会いできたみなさま、また来年もお会いできますように!
そして、今年お会いできなかったみなさま、来年はきっとお会いできますように!

若桜木先生の出版社「青松書院」サイト
 

昨年の若桜木先生の新年会


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