2016年5月1日の文学フリマに「ヘイズ中村*魔術研究会」と「占い館みーしゃと椎羅」さんの共同ブースで出店しました~!
たくさんの嬉しい出会いに胸いっぱいです!!!
まずは簡単に今回の出店のいきさつを。占いの師匠のヘイズ先生が長年行っていた水晶球霊視講座がとてつもなく面白いので、旧知の編集さんと自分たちで本を作ろうということになりできあがったのが、「水晶球霊視」。わたしは、以前、「日本児童文学」編集部で出店したときにお手伝いしていましたので、今回、申込み&売り子をすることになったのです。
占い関連での出店は初めてなので、何かアピールポイントはないものか? と考えて「本を買って下さった方に、占いサービス」をすることにしました。これが意外にもとっても好評でした!
「水晶球占いの本なんてあるんだ~」と通りすがりの興味本位で手にとって下さった方に、「ご購入者には、占いサービスしますよ」とささやくと、てきめんに「ほぉ~それなら買ってみようかな」という表情に変わるのです。
でもね。これって、わたしたち占いのプロから見ても、すご~く、お得!
今回売り子をしていたのは、易の達人「北斗柄先生」、タロットと紫微斗数占いの「みーしゃ先生」、トートタロット使いの「山吹海帆先生」、末席ながらわたしは、ちょっと珍しいジオマンシー占いと、最近話題沸騰のルノルマンカードで。
今をときめく大人気の先生方の占いを(簡易版ながらも)ただで受けられるなんて☆わたしも、「みーしゃと椎羅」さんの新刊を買わせていただいて、北斗柄先生に占ってもらっちゃいました! これがすごく嬉しい占いだったのでまた別記事にして書きますね☆
山吹先生とは今までもいろいろなイベントでご一緒させていただいていたのですが、今回は、なんと手作りの砂のジオマンシー占いセットを持ってきてくださいました!眼福!そして初めてゆっくりいろいろお話ができたみーしゃ先生は、とっても可愛らしくステキで大ファンになってしまいました!
こういうイベントのいいところって、なによりも、「人に会える」ことですよね。
今回、ネット上だけで知っていた方、お名前だけ知っていた方、お久しぶりの方、そしてはじめてお会いする方……、たくさんの方に直接お会いできてお話できたことが、なによりも嬉しい収穫でした。
さらに占いサービスをさせていただいたおかげで、黙って本を売り買いするのではなくて、何に悩んでいて、どんな希望を持っているのか、一歩も二歩も踏み込んだ話ができたのは、想定外の嬉しい占い効果でした。
占いって、占う人と占いされる人が、深~く関わり合う行為です。何年も一緒の会社の同僚や、茶飲み話をする友達よりももっと深く深く、占っている瞬間、その人の近くにいるのですよね。
そして、文学フリマのメインは「文学」。占いとは関係ない方が立ち寄ってくれたのが嬉しかったです。
おみくじを研究しているという大学生、サブカル系の取材をしているライターさん、ゲーム会社の方……などなど、ほかではなかなかない貴重な出会いがありました。逆にそういう方々にも、「水晶球霊視」という珍しくて面白い本、マニアックな占いの世界を、ちょっとでも体験して楽しんでいただけたのなら嬉しいなと思います。
今回、嬉しいことだらけ!だったのですが、なかでも心に染みたのは、本を購入して占いをされたお客さんが、あとから、お友達を連れてきてくださったことです。自分がよかったから友達も。ありがたいです。こういう「口コミ」こそがすべての基本なのだと思います。
占いもそうですが、文学も基本は「わたしとあなた」の一対一だと思います。わたし自身、占いや創作の本を商業出版させていただいている作家の末席のひとりとして、これからも、「あなた」のために、「あなた」に喜んでもらえる作品を書いていこう、とあらためて、強く思いました。
お会いできて、本当に嬉しかったです!
ありがとうございました!