今日は、わたしが所属する児童文学サークル「ひまわり時計」と、「シジュウカラ」さんとの合同合評会でした!

 

昨年から準備をすすめてきましたが、初めの試みであり、どうなることか、内心ドキドキだったのですが、「大成功!」と言える内容でした! 本当によかったです!

 

 

ひまわり時計は、現在会員は6名。うち、休会中と遠距離の方が2名。隔月の合評会では、提出作品が1作しかなかったりすることもあり、なんとか会員を増やしたいと思いながら、なかなかご縁がありませんでした。

 

 

そんな中、昨年10月、「同人誌フェスタ」で、合同合評会の体験談を聞き、「他サークルとの合同合評会! その手があったか!」ということで、その場で、意気投合した複数のサークルさんと、「一緒にやってみましょう!」という話になったのです。

 

 

はじめての合同合評会は、同人誌1号を出したばかりの、若いサークル「シジュウカラ」さんと、行うことになりました。

 

 

まずは日にちを決めて、次に場所、それから、原稿の送付方法など、たくさんのことを決めなければなりません。ひまわり時計ではわたしが窓口になり、シジュウカラさんの窓口と、なんどもメールや電話でやりとりして、ひとつずつ決めていきました。

 

 

実は、シジュウカラ窓口のNさんとわたしは、知る人ぞ知る(?)児童文学界の虎の穴ならぬ、鬼のように厳しかった「あとさき塾」の同級生。Nさんとは20年ほど音信不通でしたが、昨年の児童文学者協会のパーティで再会したのです。そういうわけで、合同合評会の準備中、いろいろな問題や、行き違いもありましたが、ふたりで協力してクリアすることができました。

 

 

そして合同合評会には、長編、中編、短編とりまぜて、10作がそろいました。それもすべて、面白くてさくさく読めてしまうハイレベルの作品ばかり。内容もシリアス~コメディ、テーマもさまざま、バラエティ豊か。読むのが楽しかったです!

 

 

今日、合同合評会では、1作につき15分という非常に短い時間ながら(キッチンタイマーをセットして!)、ぎゅぎゅっと凝縮された濃い意見交換ができて、非常に有意義な時間となりました。シジュウカラさんには、絵描きさんが2人いて絵を描く人からの意見を聞くことができたこと、そして若い方の意見を聞けたことも、大きな収穫でした。

 

 

合評会のあとの懇親会でも、作品をよりよくするにはどうしたらいいか、新鮮で熱い意見で盛り上がり、また出版経験者の話には、あるある!と思わずうなずくことばかりで、あっというまに、3時間が過ぎていました。

 

 

合同合評会を開くのは、さまざまな準備が必要ですし、リスクもあります。今回、わたしの不手際もありました。窓口として、いたらない部分は、お詫びしなければなりません。そんなすべてのマイナスを差し引いても。

 

 

合同合評会をして本当によかったです!

 

 

この中から、未来のプロ児童文学作家が何人も誕生するという予感がします……!

 

 

わたし自身も、ものすごく大きな刺激を受けました! 書くぞ~!!!