【ジオマンシーとは?】

土占いという名は、もともと砂を使っていたから。その後ペンと紙で占うようになった。偶数or奇数×4段から導き出されたシンボルで占う。


【ジオマンシーパワーストーン占いセット】

土の占いなので、大地の産物である鉱物とは好相性!16のジオマンシーシンボルを、似た意味を持つパワーストーンにあてはめて、オリジナル占いセットを手作りしてみることにしました!シンボルは、対の意味になるものが2つずつセットになっています。


第4回・「カプト・ドラコニス」と「カウダ・ドラコニス」


今回は、「カプト・ドラコニス」=竜の頭と、「カウダ・ドラコニス」=竜の尾というシンボル。それぞれ、ものごとの、はじまりと、おわり、という意味です。今回も分かりやすく日本語名でいきますね。


竜の頭は、勢いよく天にのぼっていく昇り竜。やる気は十分。初めての地への一歩を踏み出します。結果がどうなるかはまだわかりません。


竜の尾は、天から真っ逆さまに下ってくる竜。ものごとの終わり、中断、終了を表します。これから終わるというより、もうすでに終わっているイメージ。


2つずつセットで決めているので、始まりと終わり、始まりと終わり……と連呼しながら、恵比寿のパワーストーン店「トライアングル」さんで、石を探しました。最初に手に取ったのは、オニキスの白と黒。オニキスの黒は、竜の尾に、しっくりくる石です。黒と白、色は対照的でいいのですが、オニキスの白が竜の頭にはやや大人しい気がして、かといってもっとピッタリくる石も思いつかなかったため、しばらくこのセットはそのままにしておきました。


しばらくして、ジオマンシーを使っている占い師のFさんと会ったときに、竜の頭に何がふさわしいか相談してみました。始まりだけれど、喜びに満ちたというよりは、先行き未知数な感じ……ラブラドライトはどうでしょう?という提案をいただいて、手持ちのラブラドライトをオニキス黒と並べてみたら。キラリ輝く虹色が竜の瞳のようにきらめきました。まさに!しっくり来ましたよ!竜のペアは、白と黒じゃなくて、虹色グレーと黒になりました。


竜の頭をラブラドライトに、竜の尾をオニキスに彫りました。





ジオマンシーシンボルは4段の、1(奇数)と、2(偶数)でできています。


右、竜の頭は、一番上が偶数であとは奇数。龍の頭が上にのぼっていく姿。


左、竜の尾は、一番下が偶数で、あとは奇数。龍の頭が下を向いている姿。


ところで!今回から、○を線でつないでみました。星座みたいでこのほうが素敵じゃないかしら?




他の石も同じく全部、点を線でつないでみました。


いい感じですね!

また次回に続きます。



【バックナンバー】


第1回「ルベウス」と「アルブス」


第2回「プエル」と「プエラ」


第3回「フォーチュナ・メジャー」と「フォーチュナ・マイナー」


【お知らせ】


5月頃、

浦安の「魔女☆メゾン」さんで、ジオマンシー講座を予定しています。

ジオマンシーの面白さをぜひ体験してみていただけますように。

またお知らせしますね。


秘密のジオマンシー占い/高橋桐矢/学研パブリッシング