今年も若桜木先生の門下生の新年会に行ってきました!
今年は野村胡堂文学賞の鳴神響一さん、日経小説大賞の西山ガラシャさん、講談社マガジンエイジ・グランプリの柳瀬奏風さん、そして藤井龍さんがデビューされました!新年会は会場いっぱいの約50人が集まったのですが、もうすでに何冊も著作がある人や、最終選考常連の人が何人もいて、半数以上が1次選考突破者だそうです。スゴイですね!
小説を書くこと自体は、孤独な作業です。誰かに手伝ってもらうこともできません。でも、通信教育や、町田の教室で学んだ仲間がいるのは、とても大きな力になっています。
今回も、なかなか他の人には話せないような……印税の話や、各社のレーベルの話、営業のことや、エージェントのことなど、とても役立つ具体的な話をうかがうことができました。なかには、絶対表に出せないオフレコの話もありました。
今回強く思ったことがあります。
それは、「本当の裏話」はネットには絶対に出てこないのだということ。
最近芸能界を賑わせたニュースがありましたよね。わたしもゲスな人間ですから、ネットで「関係者の暴露話」を、あれこれと読んでいました。でも、あらためて考えてみたら、本当に近い関係者は言うはずがないですよね。絶対に。言えないです。だから「暴露」しているのは、ずっと遠い関係者なわけで、遠いから憶測や間違いだらけ。そして暴露したいのは、やっかみや羨望があるからで、よけいに事実はゆがんで尾ひれがついてウソだらけ。
ネット情報はとても便利です。でもネット情報だけで、わかったつもりになってはいけない、とあらためて思いました。
それともうひとつ、ちょっとほっとした一言。
ご存じの通り、若桜木先生は驚異の記憶力の持ち主です(東京大学出身)。200人もいる生徒さんの原稿を同時進行で添削していて、登場人物や設定を覚えているのなんて当たり前。そんな先生が、今年69歳のお誕生日を迎えて、「作家名や書名が、すぐに出てこなくなった」のだそうです。わたしなんて、若い頃からずっとそうですよ~!!!先生も普通の人のように年を取るのだと、少しホッとしました。
また来年も、たくさんの受賞者の方をお祝いできますように!
新年会のお写真を↓のウエブアルバムにアップしています。
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