慢性じんましんの5ヶ月その1

 

最初にかゆみが出てから、2ヶ月が経ちましたが悪化する一方でした。

 

 

もう四六時中かゆくて、蒸しタオルを当てればしばらく落ち着くので、夜中にも2度3度起きて、蒸しタオルを当てていたので、毎日寝不足でした。

 

 

■9月11日 処方された2週間分の薬を飲みきって、また皮膚科に行きました。そこで初めて、「多形性滲出性紅斑」という病名を聞きました。地図状に赤みがでる、慢性じんましんの一種で、原因は、薬のアレルギーや、ヘルペスなどの感染症で、原因究明はむずかしく、対処療法で根気よく治していくしかないとのことでした。抗アレルギー薬のどれが合うかは試してみるしかありません。

 

 

抗アレルギー薬ジルテック→ザイザル→エバステル→アレグラと次々に処方を変えてもらい、9月末にはセレスタミンという弱いステロイド内服薬も加わりましたましたが、かゆみは治りませんでした。

 

 

■9月15日 ネットで調べてみると、胃のピロリ菌除菌で、じんましんが治ったケースがあると知り、ピロリ菌検査をしました。胃腸科でそのことを話すと「じんましんの原因とは初耳です」とお医者さん。結果的に、ピロリ菌は無く、胃ガンにもなりにくい体質だと分かったので、それはそれでまあ、よかったです。

 

 

ほかにもネットでいろいろと調べました。皮膚科の先生が言っていた通り、体質や疲れ、体内の感染症など複数の原因があわさって発病するので、あきらかな薬疹でなければ、原因を究明することにはあまり意味がなさそうでした。根気よく、抗アレルギー薬を飲み続けるしかありません。

 

 

なるべくかかない、というのは鉄則なのですが、とにかくかゆいので眠っている間にかいてしまいます。背中や肩には、掻きあとが、点々と残り、白いTシャツを着ると、血の跡がつきました。毎日毎日蒸しタオルを何枚も使いました。できるだけかゆみを感じない時間を増やしていくことが治療と、自分に言い聞かせました。

 

 

このころ、占いの師匠が、自分も慢性じんましんでかゆみに七転八倒していた時期があって、その時にとてもよく効いた漢方があったからと漢方薬をすすめてくれました。わらにもすがる気持ちで、「十味排毒湯(じゅうみはいどくとう)」を、ドラッグストアで買って飲みました。

 

 

十味排毒湯を飲んだ日、ふと気付くと、半日かゆみを忘れて過ごしていたのです。これで治った!と小躍りして喜びました。さすがにそうは問屋がおろさず。

 

 

十味排毒湯を飲むと数時間かゆみがなくなります。そして5、6時間経つとまたかゆくなり、薬を飲んでしばらくするとおさまるのです。でも数時間かゆみがないだけで、天国!でした。

 

 

■10月3日  皮膚科で、十味排毒湯でかゆみがおさまったことを報告すると、処方してくれることになりました。漢方薬はお安くないので、保険で処方してもらって助かりました。

 

 

漢方薬局で処方してもらったときに薬剤師さんが言っていたのですが、漢方は長く飲まないと効果がないというイメージがありますが、「効くか効かないか」はすぐわかるのだそうです。わたしも飲んだその日にわかりました。そして大事なことは、効くか効かないかは個人差がすごく大きいということです。効く人には効くし、効かない人には効きません。わたしは効いて幸いでした。

 

 

漢方を飲み始めてから、数時間かゆみはなくなるのですが、じんましんそのものは変らず、膠着状態のまま、さらに1ヶ月が過ぎました。

 

 

慢性じんましんの5ヶ月その3 に続く。

 

 

 

 

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