アルバムレコーディングも後半戦に入って、演奏のほうはもうじき終わり、
あとは唄とMIXになってきますので、

ここ何日かはやっと残りの歌詞を書く事に専念していました。

今回の「RETINA」は自分史上最大にコンセプトが壮大で入り乱れる事が予想されていたので、
珍しく最初の段階でコンセプトをわかりやすく書類にまとめたりして、それでもわかり辛いので修正したり、とかやってたくらいです。

シングルで出した「Calvary」「RIP」、カップリング曲も
一貫してキリスト教的な流れが出来ていて。

それが「RETINA」に組み込まれたとき、解釈がだいぶ変わってくる感じで。

ちょっと説明難しいんですが、そういうどんでん返しな展開はけっこう含まれる予定です。


バンド名もそうですし、色々と宗教的なものをモチーフにする事が多いので、誤解される事もあるんですが、

僕はからっきし、無宗教です。
こんなにもかってほどに無宗教な男です。


ただ、歌詞を書くという作業をもうかなりの年月やっていると、自分の内面を突き抜けて、あらゆる分野に思考を巡らせてしまうようになっているので、

歌詞を書く時期ってのはもうかなりの思考宇宙が膨張します。


その中の一つとして、キリスト教に限らず、仏教や他の教義、果てはちょっと危ないカルト的なものも、歌詞のモチーフになったりします。

何故、人はそこに魅せられてしまうのかって事だったりで。
そういう意味では政治学も重要になります。


他にも、数学や物理学もかなりネタになります。

素数や円周率などの、限りが無いとされる数列、
相対性理論から量子力学。

こういう歌詞になりそうもない分野も、突き詰めると意外なロマンがあったりして面白いのです。

僕の過去の作品を知っている方なら、僕の考えがガチなのは御理解いただけると思います。


今回の「RETINA」、どういう考えで作ったかなどを、
多分、歌詞を見ても、インタビューなどを見ても理解しきれないような部分を
ここで補完しても面白いかな?とも思いますが、
気が向いたらします。




ちょっと話しがややこしくなったので、たこ焼き食べに行きます。