
???「今日は快晴ね!何だか気分が高揚するわ!」
【麦わらの一味 ナミ】

ザッ

ルフィ「トリックオアトリートォォォーーッ!!!!!」

ナミ「その声…ルフィ!?」
ルフィ「よっ!ナミ!久しぶりだな!」

ルフィ「お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞ〜?」
ありったけのー菓子をー かき集めー
食えるものー 探しーにーゆーくのーさー

ナミ「何やってんのよ、アンタは!!ハロウィンはとっくに終わったわよ!!」
ルフィ「ほんとか〜?」
ナミ「ほんとよ!!あと、何なのその顔は!!」

ナミ「ま、ルフィは相変わらずね。毎日楽しそうじゃない」
ルフィ「そうか?へへっ、そうかもな〜!」

ルフィ「なぁ、ナミ!その宝箱はなんだ〜?お菓子入ってるのか〜?」
ナミ「そんなわけないでしょ。ちょっと待ちなさい」

ルフィ「何だ何だ〜?」
ナミ「ルフィ、きっと驚くわよ!」

ナミ「ジャ〜ンッ!!私が一人でかき集めた財宝達よ〜!!すごいでしょ〜!?」
ルフィ「おぉ〜!すっげぇな、ナミ!!で、どうやってこんなに集めたんだ?」
ナミ「それはね〜🎵」

ナミ「色々あるけど…この前で言うと、とある女子高生アイドル達にハロウィン用の衣装を高額で転売したわ🎵罪悪感あったけど、グレーゾーンだから問題ないでしょ🎵」

ルフィ「………」
ナミ「ルフィ…?」

ルフィ「何やってんだ、ナミィィィーーっ!!!」

ナミ「まぁまぁ聞いて、ルフィ!これには深〜いわけがあって…」
ルフィ「転売なんかダメに決まってんだろ!!今すぐ返金して来い!!」
ナミ「いや、それは…」
ルフィ「いいから返金だ!」

ナミ「悪いけどルフィ…この財宝達を彼女達に返す気はないし、死んでも渡さないから!!絶対に!!」

ルフィ「ナミ…!!」
ナミ「………」

ルフィ「…分かった。今回は不問だ。これ以上は何も言わない…」
ナミ「ルフィ…」

ルフィ「…けどな、金に困ってんなら俺を頼れ。仲間だろ?」
ナミ「ルフィ…!うん、ありがとう…」

ナミ「でもルフィ…あんた、金あんの?」
ルフィ「………」

ルフィ「安心しろ、無一文だ!!」
ウィーアー!!

ナミ(金無いんかいっ!!カッコいいセリフが台無しよ!!)
麦わら海賊団の航海士 終わり。