2024年10月5日(土)
山梨県立馬術競技場にて、第二回甲斐駒笠懸競技会が開催されました。これは紅葉台木曽馬牧場主催の競技会で、一般に公募は行っていたようですが、私は紅葉台の親方から、お声がけを頂き、出場することになりました。
でもね。。。出場馬が全頭速い子ばかりなんですよ。しかも忖度はなくて、馬割は本当にクジで決められます。最悪、危険だと思ったら、手綱を放さなければ良いかな、と思い、参加する事にしました
午前中は和式馬場です。あらかじめ教えて頂いた和式馬場の経路を和式の技術で乗り、この和式馬場の上位8名が午後の笠懸の試合に進みます。私は咲苗ちゃんのおかげで、2位でした。和式馬場を踏んだのは3、4年ぶりで、経路も覚えているかすら怪しかったのですが。。。
馬友さんが、途中からですが撮ってくださっていました。
青い雨具を着ているのが牧場のスタッフ、反対側の短蹄跡に審査員の先生と記録係、そして牧場主がいらっしゃいました。
私は輪乗りが小さ過ぎて、そこがマイナス点を取られると思っていたら、まさかの「停止の時に左右を見て位置を確認したでしょう。視線どころか頭ごと動いたせいで、馬が反応して馬が寄れていました」で、マイナス点はそこだけでした。マジかそりゃ見ますよね〜次回から視線だけにしようと思います。
私がこの時気をつけていたのは
①拳の高さ
和式馬術はブリティッシュより拳の位置が高め。そして揃えた拳は絶対に動かさない。
②視線
頭を動かさず、視線は常に馬の耳の間。輪乗り、巻乗りに入る前にも、行く方向を直視しない。常に馬の耳の間から。
③騎乗姿勢
和式経路の騎乗姿勢は「居鞍乗り(いぐらのり)」。流鏑馬の時の「立ち透かし」より、やや鞍の前に乗り、鐙にかける体重も、ややつま先よりにする。
④隅角
直線の通過の時の隅角は深く、輪乗りの時は浅く、区別をしっかりつける。
あともう一点、審査員の先生から言われたのは、マイナス点ではないけれど、もうちょっとだけ踵を後ろにすると、もっと騎乗姿勢が綺麗になる。流鏑馬の方は、やはり少し鐙が前に流れる傾向がある。ということでした。馬場は決して好きじゃないんですが次回は頑張りたいと思います
そうそう、この日、馬場に出た馬は3頭。銀次くん、千代ちゃん、咲苗ちゃんです。銀次くんが寂しがりやで、長蹄跡を審査員サイドへ向かう時は普通なのに、待機している皆(牧場スタッフ、選手、仲間のお馬たち)がいる方向に向かう時は、早く合流したくてスピードが速くなり、駆け足になりそうでした。乗っている方は大変そうでしたが、見ている私たちはキュンキュンしていました銀次かわええ
青紅葉と銀次君
この日は終始不機嫌で、可愛かったです
さて、午後はいよいよ笠懸です。長くなってしまったので、一旦切ります
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