2023年6月4日(日)



山梨県紅葉台木曽馬牧場での「馬上武芸1日体験会」。お昼休みの演舞が終わり、衣装を着替えてふと見ると。。。皆さん裸馬に乗る体験をなさっていました。

裸馬だと、おとなしくて振動の少ないお馬でも、すごく不安定で心許無く、鞍と鐙の重要性が分かって頂けたかな〜ニコニコ

裸馬体験、1頭につきスタッフ3人体制で臨んでいます。駆けつけようかな?と思いましたが、人手は足りていそう。そして演舞で頑張ってくれたお馬たちが、洗い場に繋がれていたので「ありがとうね」とお礼を言いながらお水を飲ませていました。

あ、ココの牧場のお水、美味しいんですよ。常連さんで空のペットボトルに水を入れてお持ち帰りなさる方もいらっしゃいます。私もココのお水が大好きで、お茶じゃなくてお水をごくごく飲んでいます。

すると、親方がスッと横に来て「咲苗ちゃんの馬装をして」「和バミをココに置いておくからコレも付けて」「裸馬体験が終わったら咲苗ちゃんで和式馬術の見本騎乗見せるから」と言うので、「はい!!」と良いお返事をして。誰が見本騎乗するのかな〜と思いながら咲苗ちゃんの馬装をしていました。

そして裸馬体験が終わり、咲苗ちゃんを連れて行くと。。。なんとアセアセ見本騎乗は私の役目でございました。。。びっくりアセアセ腹帯を締め直し、和鐙をつけて咲苗ちゃんに跨り、少し付近を流します。親方が和バミの説明をし始めたので、親方の元に行き、咲苗ちゃんの口元がお客様に良く見えるように近づきます。同じ物が咲苗ちゃんのお口にも入ってますよ唇ウインク

親方が私の袴を押し上げて(安心してください!!履いてますよ!!袴の下に乗馬キュロットを履いていましたウインク)

「頭、肩、腰、カカトが一直線になっているのが和式馬術です。そして手綱を使わずに体重移動だけで方向を変えるのも和式の特徴です。では、見本騎乗をどーぞ!!

むっちゃハードルを上げて送り出されました照れタラー

コレはスタッフのお一人が撮ってくださった一部分。
動画にはありませんが、停止は手綱ではなく体重移動で止めている事を見せるために、横を向いて停止させたりもしました。カラーコーンをジグザグ行進したり、クルクル周ったりして、和種馬の器用さ、運動能力の高さを見せるようにしましたニコニコ


手綱はサラシです。和バミに直接結んでいます。


「皆んなが私を見ているわラブ

と興奮した咲苗ちゃんが途中駈歩になったりもしましたが、綺麗な歩様で私の指示に集中してくれました。咲苗ちゃん、ありがとうピンクハート皆さま、和種馬の魅力、伝わったかしら!?

咲苗ちゃんから降りた後は、馬上で武器を持ったお客様に斬られていましたナイフ


そうそう、午前中に外乗から帰ってきた後、親方がまだ木馬で武器の使い方を教えていたので、木馬のそばまで行くと、ちょうど「押捩り(おしもじり、後ろ撃ち)」について説明をしているところでした。アニメでは押捩りが大切な要素となるようです。お客様に実演して頂き、その後「出来る人が来たから見せて貰いましょう」と親方に無茶ぶりされて、木馬に乗って押捩りを披露しました。


これは押捩りで「後ろをどれくらい振り向けるか?と言うご質問を受けて、私は身体が柔らかいので右後方まで、ちょっと撃つことは出来ました。でももっと右、と言われたら、馬の方向を変えた方が早いですね、と答えると、ちょっと悩まれていました。アニメ的に絵になる姿を想像しての色々なご質問だったようです。


あ、でも絵面的には正装(直衣《のうし》、射籠手《いごて》、行縢《むかばき、鹿の毛皮》)していた先輩がむっちゃ写真撮られていたので、主人公のモデルは先輩になると思います。



私はただの狩衣(かりぎぬ、貴族の普段着)でしたので。


そんなこんなで、親方からの無茶振り、楽しませて頂きました。お客様に和種馬の魅力や「和式馬術を習ってみたい!!」という気持ちになって頂けたら嬉しいです。袴をまくり上げられた甲斐がありますてへぺろ


アニメの件、情報解禁になりましたら、またご報告しますねウインク


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