2021年11月3日(水)(祭)
馬絵師加藤みきこ画伯の水彩画教室に行ってきました。この日は水彩画を描くために必要な基本のテクニック、水張りを学びました。
水彩画って、絵を描いているうちに紙が水を吸って波打ってきませんかそうならないように、描く前に紙に充分水を吸わせて、板又はパネルに紙を引っ張りながら貼るんです。貼った紙は乾くとぴーんとして、気持ち良く水彩画を描くことが出来ます。障子を張ったことがある方がいたら、その感じです。
板に平らに貼るのは簡単なので、今回は袋張りと言って、パネルに貼っていきます。
パネルと水張りテープと紙。紙はパネルの大きさ+2cmに切ってあります。紙はアルシュの300、荒目です。
まずは紙をひたひたに濡らします。
紙をテーブルの上に表裏に置いて、そこにパネルを表裏に置いて、ひっくり返したら水張りテープで四方を張って行きます。
横でやっている先生の様子を隠し撮り
先生はさすがに手慣れています
貼れたら乾くのを待ちます。
紙が乾くのを待っている間に、先生の絵を元に塗り絵をします
同じ絵で紙を2種類用意頂きました。
右がワトソン、左はがアルシュ300荒目。
アップ行きます。紙の違い、分かりますか
塗り絵に元の写真がこれだそうです。可愛い
この写真を元に、モノトーンにして、影の出方を観察しながら塗っていきます。
こんな感じね。モノトーンにすると影が分かりやすくて良いですね
さて、色の塗り方のテクニックとして、この日はグリザイユ、又はカマイユ技法を学びました。まず影を本来の色とは全然違う色で塗ってから本来の素材色で塗る技法。
影を無彩色で塗るとグリザイユ、有彩色で塗るとカマイユ。私は青で影を塗ったのでカマイユ技法になります。
最後に茶色で塗りました。
初めて馬を馬色で描く事が出来ました
下絵のデッサンに狂いがないと、描いていて安心感があって楽しかったです
自分で描いて絵に彩色していると、どんどん不安になっていくので。。。
影が強すぎたかな〜という反省はありますが、塗り絵、グリザイユ技法/カマイユ技法、楽しかったです
パネルも乾いたらまあまあシワがなく綺麗に貼れていました何を描こうか思案中です
描いたらまたご報告しますね