YouTubeで疝痛についてとても分かりやすい解説をしていらっしゃる番組を見つけました。

「獣医師Shunの日常」という番組で、はじめたばかりのようで、まだ投稿動画は7本ですが、どれもとても分かり易くて勉強になります!!

今回は「疝痛編」をご紹介したいと思います。

現在ドイツの馬のクリニックで研修生をしていらっしゃるワイルドイケメンなShun先生です。語り口が軽快で、すっと頭に入ってきますルンルンキラキラ音符






①そもそも疝痛とは何か?

から始まります。

疝痛とは、症状であって病名ではない、

とのことです。

私たちが

「お腹が痛い」

と言っても、お腹とは「胃」「盲腸」「十二指腸」だったり、原因が「冷えた」「アレルギー」「消化の悪い食事」などなど?臓器も原因もひっくるめて「腹痛」と呼んで、「腹痛を治すには?」「腹痛ってどうやって予防したら良いの?」って言われても困るよ〜タラーアセアセタラーっみたいな感じでしょうか?




怖いのは、コレら「疝痛」を引き起こす原因が単発だけではなく、同時多発で起こることがあるそうです。もうそれはテロですよね😭

後「激しい排卵」でお腹が痛くて転げ回る子もいるそうですアセアセ生理痛も個人差があるように、排卵で痛くて転がっちゃう子もいるんですって!!ちょっと可愛い💕って思ってしまいましたが、本人(馬)は真剣ですよねアセアセアセアセアセアセ


②馬の消化器の解剖

以前何かの本で「馬は疝痛を起こしやすい体の構造をしている」と読んだことがあったのですが、深く理解しないでいました。この動画の「馬の消化器の解剖」を見て、大結腸の構造を初めて知り、

「神様、コレは設計ミスでは。。。!?

コレは。。。疝痛起こすわ。。。

何この構造。。。って思ってしまいました。

馬の「大結腸」は「二重馬蹄構造」と言って、馬の蹄鉄を2個重ねて置いた時のように、腸が二階建てになっているんだそうですアセアセそれは、、、1階から2階に登る時に。。。負荷が掛かりますよね。。。タラー


「骨盤曲」が曲者なんですね〜アセアセアセアセアセアセ


なので、例えば聴診器で馬の腸の動きを聞いたとして、大結腸の1階の右側で音がすると「腸が動いているな」「正常だな」ってなって、2階の右側部分で音がしないと、左側の2階か1階で何かが起こっている、と言うことが分かるんだそうです!!

あ、そうなんだ雷聴診器で音を聴くって、そう言うことなんだ音符キラキラってそこから感動した素人ですアセアセタラーアセアセタラー

最初、「馬の消化器の解剖学を」とShun先生が言い出した時には「え。。難しそう。。。タラー」「無理。。。」「私文系なんです。。」って思ってしまいましたが、Shun先生が分かりやすく解説してくださるので、凄く頭に入りました。

そう言うことなんだ!!びっくり!!


って音符!


後はもう早口言葉みたいじゃないですか!?

盲腸からINして、まずは

「右側腹側大結腸
(うそくのふくそくだいけっちょう)」

から、胸骨曲を通って、

「左側腹側大結腸
(さそくのふくそくだいけっちょう)」

から問題の「骨盤曲」を通って2階へ上がり、

「左側背側大結腸
(さそくのはいそくだいけっちょう)」

から
「右側背側大結腸
(うそくのはいそくだいけっちょう)」

そして、横行結腸へOUTする!!

テンポが良くて、覚えてしまいました音符ルンルンキラキラ

いや〜次回の「聴診」の回が楽しみですピンクハートグリーンハートブルーハートハート


今のステイホームな時期にこう言う勉強をちょっとしておいて、馬の健康状態にも気を配れる乗り手になっていきたいなって思いました。

私は、

良いライダーにもなりたいけど、
良きホースマンにもなりたいな、

って思ってます。

個人的には、モンドールが高齢なので、ちょっとした体調の不良も早めに見つけてあげられたら、と言う思いもあります。もちろん信頼できるクラブのスタッフにお任せしておいて大丈夫なのですが、それでも自分が全くの無知でいるよりは良いかなって思います。

やっぱりね、

この笑顔、守りたいピンクハートグリーンハートキラキラルンルン

んですねウインクピンクハートラブラブキラキラ音符



Shun先生にはYouTubeのコメントを通じて、ブログ掲載許可を頂きました。先生、ありがとうございます😊
馬のTPR(体温、心拍、呼吸数)や、馬の下肢の触診編なども大変為になるので、機会があったらまたブログ記事にしたいなって思います。

では、取り急ぎご紹介でしたピンクハートグリーンハートブルーハート