2019年11月16日(土)
予約を入れた時にご一緒の方が「流鏑馬じゃない方だから流鏑馬一色のレッスンにはないかもだけど良いかな」と言われていました。むしろ色々勉強になるので助かりますと勇んで出かけました。
9:30送迎車に乗り込み、牧場到着。
10:00 立射
左手はかなり良くなったと褒めて頂き、やはり右手の矯正。引き分けの時に右手を下げるのが早いのでもっと堪えるように。堪えて、最後に最後の一押しが欲しいと。オーナー先生が他の生徒さんをみていらっしゃる間に自習練習をして自覚したのは、大三から引き分けの流れが良くないこと。ここを明確にして使い分けるようにしたら上手く行くことが分かりました。たとえ外しても、良い矢筋なので気にしなくて良いよと言っていただけました。
11:00 調馬策
初めての調馬策です。先生はココちゃん先生です
まずは調馬策を左手に、追い鞭を右手に持ち、長さの調節の練習。地面に着いてしまうと馬が踏んで危ないので、適度な張りを保つように。長くして短くしてを繰り返して慣れたところで、ココ先生で練習です。
と聞く超初心者の私に「馬とのコンタクトを学ぶ」んだよ、オーナー先生。馬にプレッシャーを与えて自由に動かす。乗っていない状態なので圧はこうかけます
補助扶助は舌鼓、声がけ、鞭の音、鞭見せ、などなど、と。
馬が膨らむところは内側に入るように圧、内側に入ってくる時には外に圧。常歩から速歩。下方移行もやります。張っていた調馬策を少し緩めて「ほー」と声をかけると速歩から常歩に落ちます。常歩から停止は更に「ほー」と言い続けて調馬策を手元に丸めながら緩めると両前脚をピタッと揃えて停止。ココ先生、なんて素敵な子
追い鞭と舌鼓と声で大体思う通りに馬を動かせたら、今度は横に置かれたパイロンの間を馬が通るようにします。
回して回して、そこで直線、直線からのパイロン。これが難しくて内に入り込んだ時に圧ではなく焦って追い過ぎて駈歩を出させてしまいましたココ先生、申し訳ありません
回して回して、そこで直線、直線からのパイロン。これが難しくて内に入り込んだ時に圧ではなく焦って追い過ぎて駈歩を出させてしまいましたココ先生、申し訳ありません
最初丁寧にやっていたのに、夢中になると焦って馬を追い過ぎてしまう私の騎乗時の悪い癖が、そのまま調馬策に出てしまいました
「追い過ぎないで。馬が冷静に何をやらなくては行けないか、判断できるように馬をコントロールするんだよ」
とオーナー先生に声を掛けられて、最後は上手く出来たかな
調馬策って難しいけど、自分の騎乗時の癖を客観的に見ることが出来て、もう恥ずかしいというか、勉強になったというか、やっぱりなーというか
勉強になる時間でしたオーナー先生、ココ先生、ありがとうございました
レッスン最後は引き馬の練習。
調馬策と同じように馬に圧をかけて、馬が動き出したところで人も歩き出します。速度や方向は人がイメージして、馬が察して動いてくれるので、人はそれに合わせて半歩遅れてついていきます。馬が先なんですね騎乗して駈歩を出す時に似ていますね。圧で(足りなければ舌鼓や脚も入れて)駈歩の合図をして馬が駈歩を出すのを待つ。駈歩が出たら馬に合わせて動く。同じです
引き馬で連れて行ったのは草いっぱいの休憩場所
続く