268鞍目〜優しいお尻で

2017年12月1日(金)

この日は平日ですが、どうしても馬に乗りたくて、午後休暇を頂いてクラブに来てしまいました週末は予定があってクラブに来れないのと、もうひとつ目的が

15:00  B先生 

16:00  D先生

そうです平日限定「ひな鳥先生」ことB先生レッスンを受けてみたくてどんなレッスンになるのかな楽しみです

クラブに着いて配馬表を見ると

15:00 エストレーア B先生

16:00 レジェンド    D先生

3級を目指していた時期と、何の変化もない顔ぶれ。。。

誰今日の配馬担当

。。。。。D先生しかいませんね少しの骨休めも与えて貰えないんですね

「世の中甘くないですよ」

えっちゃん〜あなたのことは、好きなのよただちょっとチャラつきたいだけなのよ

B先生と初めましての挨拶をすると

「Mimiさんから色々聞いてますか」

ええ、色々読んでますよ

「エストレーアには良く乗っていると聞いているので、乗り慣れてますよね」

良くは乗っていますが、乗り慣れて。。。いるのかなあ

えっちゃんに跨り、常歩で左右手前の準備運動。ひな鳥先生から

「腰の随伴はもっと控えめに。そんなに煽らなくて良いですよ。馬の動きに合わせて随伴するのではなくて、馬の動きに逆らわずに動いちゃう程度で」

「まだ自分から動いていますね。」

「そうそう、今良いですよ。優しいお尻で乗ってくださいね」

軽速歩。

「Mimiさんから聞いているかもしれませんが、もっと鞍の後橋に乗るようにしてください。」

出たひな鳥の位置ですね

前橋と自分の間に小さなひな鳥が居る鳥の巣があるイメージで

でも実は先生ご自身とMimiちゃんが小柄だからその位置なんだと思っていました。身長162の私でも、ひな鳥の位置なんだ

kiri「ここに座るようにすると、どんな良いことがあるんですか」

理屈で納得したい悪い癖です。

B先生「骨盤と坐骨が立ちます。ちょっと触って良いですか」

私の腰を触りながら、

B先生「この位置に座ると、自然と身体が起きて、坐骨が点で馬の背中にあたります。馬が指示を感じやすくなります。その分バランスには気をつける必要がありますが」

分かりました軽速歩で座る時もえっちゃんの背中に負担をかけないようにそっと後橋にお尻を優しくサッとつけて、すぐにお尻を上げます。何度もお尻を片手で触って確認しながら。優しく優しく

B先生「拍車の扶助もそんなに毎回当てなくて大丈夫です。推進をしたい時だけ1秒当てて、すぐに離してあげてください。」

「足のつま先が外を向く癖も毎回意識して直して行ってください。ほら、今も外向いていますよ」

実は先週の練習試合にはB先生も出ていらっしゃって、お手本動画として録画させて頂いていました。男性のD先生は格好良く、女性のB先生は美しいお手本として何度も再生して見ていました。なので、B先生の騎乗スタイルの完成形を目で確認は出来ていました。

B先生の言う通り、脚、足、お尻、扶助の仕方を工夫していたら、

kiri「先生私、今、内腿がぴったり鞍についてます」

B先生「普段ついていないんですか」

kiri「膝で挟む癖を何とかしようとして、膝どころか内腿や膝下も、がっばがばに付いていませんでした今初めてもも裏を付ける感覚、膝下が馬体に沿う感覚が分かりました」

B先生「え。。。」

B先生、低レベルですみません

途中、いつもの通りえっちゃんが

「レッスン飽きたー帰りたいー」

と駄々をこねます。駄々をこね始めてから叱ったのですが、B先生からは、もっと早めに対処をして、馬のためにも駄々を瞬殺するようにと指導されました。駄々をこね始めてから叱るのではなくて、予兆を早めに感じ取って駄々をこねさせないように、と。それでも

「怖がらずにエストを叱れたのは良かったですね。跳ねられても怖くないんですね」

愚図る予兆を感じ取れるように精進いたします

さて駈歩。

駈歩スタートの合図も拍車を刺さないように指導されます。

「拍車をブッ刺す合図は不要です。下から上にこすり上げれば、馬は分かりますから合図を送ったら、刺したままにしないですぐに離して」

何度かやって癖を矯正します。なかなか難しいですが、そうやって優しい扶助と坐骨を意識していれば、ハミ受けを意識しなくても自然とえっちゃんの頭が下がっていくことに気がつきます。馬にとっても動きやすく、乗り手を受け入れやすいんだと理解できました。

「kiriさんは教えが入りやすいですね。今のレッスン前とレッスン後で随分乗り方が変わりましたよ。」

やったーーひな鳥先生、とても細かく丁寧に綺麗な乗り方を教えて下さるので、また平日習いに来たいなあ〜と思います。

えっちゃんから降りると、Mimiちゃんを教えていたD先生が、すれ違い様に声を掛けてくださいます。

「A2経路やるよ」

今回平日にクラブに来たもう一つの目的は、D先生のレッスンです。3級試験の後、人気のあるD先生のレッスンが全く取れなくて平日のこの時間ならD先生の予約が取れたのです3級試験後初のD先生レッスンですが、それがいきなり2級経路レッスンとはだからレジェンドだったんですね親心を知らずに失礼いたしましたそして良く確認すると、この時間は馬場が広く使えるチャンスでしたラッキーA2経路、うろ覚えですが大丈夫かなあでも楽しみ

続きます

えっちゃんとスパーブ

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