2024/6/22 10:07 やぎ座1度で満月になります。
今年のやぎ座満月の特徴は、
・太陽と金星がコンジャンクション、月と金星はオポジション(オーブ4度)
・太陽と月、うお座海王星で柔軟サインのTスクエアが形成されている
・火星と金星がセクスタイル(オーブ4度接近)
・火星と水星がセクスタイル(オーブなし)
このくらいを挙げてみました。
ふたご座新月から始まった周期は金星が目立っていましたが、夏至を経て迎えたやぎ座満月でも金星が目立っています。オーブは8度と広いですが水星もコンジャンクション圏内と考えると、新月から満月までに好奇心から始めたことに関する情報が入ってきて、ある程度の見通しが付いていると思います。
火星のセクスタイルもあるので、フレッシュな好奇心を残しつつも、実際に汗をかいて身に落としていく段階に入っていきます。体に落とし込むとか、暗記が必要になるなどです。
新月では土星が効いていましたが、満月では海王星がTスクエアになっています。新月では集中する必要があったり、制限が掛かっていましたが、満月では制限から解放されています。ただし、スクエアなので理想が高くなりすぎたり、解放されたことによって目標を見失って迷走する傾向もあります。
今年のやぎ座満月は、好奇心で始めたことの基礎を作り始めるときになります。地道な作業の中で理想とのギャップを感じそうですが、ここから先も続けるのか、フェイドアウトするのか、分岐点になるのだと思います。
6/23☆満月でTスクエアを形成していた海王星は、うお座の最後の度数で逆行開始を見据えて速度を落としています。迷いに対する答えは、すぐには出ないかもしれません。そして、その答えはひとりで出すことになります。
6/24☆月がボイド入り(12:05)
月がみずがめ座へ移動(12:14)
月は夜明け頃に天王星とトライン→お昼頃に海王星とセクスタイル→ボイド明けに冥王星とコンジャンクションとトランスサタニアンを渡りながら移動していきます。今朝起きた時の夢や印象は、そのまま昼過ぎまで影響を残すかも。月に一回は起きる星周りですが、印象的なことがあったら、トランスサタニアンの惑星から潜在意識にはたらきかけられた結果かもしれません。
6/25☆水星が土星にトラインで接近しています。必要なことのレベルがどんどん上がっていて、追いついていくのが大変そう。理想とのギャップが大きい場合は、止める決断をする場合もあります。
6/26☆月がボイド入り(7:29)
月がうお座へ移動(15:07)
月がうお座に入ると、水のサインに6天体が集まります。夏至の直後で太陽、金星、水星の赤緯の緯度も高い状態で感受性が豊かになっています。感情の波が大きくなくなっているので、ちょっとしたことで感情が揺さぶられやすい。共感は相手を癒しますが、共依存は出口を探すのがとても難しくなります。
6/27☆うお座土星とかに座水星が19度でトライン(3:06)
接近していたアスペクトが完成します。気合を入れなおす日。気持ちが付いていかないのなら、終わりにする決断もありです。
[6/27~6/29 未明に月と土星が接近]
6/28☆月がボイド入り(17:44)
月がおひつじ座へ移動(17:51)
水星は土星とのトラインを経て、天王星とのセクスタイル、海王星とのトラインへ向かいます。レベルをひとつ上げることになり、理想がイメージできるようになります。
6/29☆【おひつじ座7度で下弦の月(6:53)】
おうし座火星とかに座金星が14度でセクスタイル(13:47)
下弦の月になったあと、火星と金星のセクスタイルが完成します。地道に積み上げてきた基礎力が活かされます。アスリートが下半身や体幹を強化した結果、スムーズに動けるようになり、高い技術ができるようになるような感じです。
6/30☆土星がうお座19度で逆行開始(11/16まで)
おうし座天王星とかに座水星が25度でセクスタイル(11:16)
月がボイド入り(13:56)
月がおうし座へ移動(21:00)
土星が逆行を開始します。土星は制限や集中を促します。逆行する惑星の影響は、内側へ向かいます。ひそかに設定した日課をやり通すなど、自分との約束を守ろうとするときに入ります。
水星と天王星のセクスタイルが完成し、今までのやり方を切り替えるタイミングです。ちょうど月末の日曜日なので、明日から新しい方法がスタートことがありそうです。
7/1☆【半夏生 (太陽黄経100度)】
離反モードですが、火星と金星のセクスタイルは特に恋愛での出会いの意味もあります。今回のセクスタイルの出会いの様子は、長い知り合いで、職人的な実直さに惹かれていく。そんな出会いが想起されます。
7/2☆うお座海王星とかに座水星が29度でトライン(20:51)
水星がしし座へ移動(21:47)
水星が海王星とトラインになって、しし座へ移動していきます。新しい方法が始まって、その先の理想がイメージできやすい日。 そして、水星はしし座へ移動し、今度は冥王星とオポジションになります。イメージした理想へ到達するには、さらに高いハードルを越えることが必要。ハードルの高さを実感することになります。
7/3☆海王星がうお座29度で逆行開始(12/8まで)
月がボイド入り(0:42)
月がふたご座へ移動(0:49)
うお座土星とかに座金星が19度でトライン(10:39)
みずがめ座冥王星としし座水星1度でオポジション(16:22)
水星に続いて金星が土星とトラインになります。ひとつ上のグレードでの厳しさを受け入れて、慣れていこうとします。
海王星が逆行に入り、冥王星と水星のオポジションが完成します。高いハードルを目の当たりにして、イメージできた理想への道のりの遠さに呆然としてしまうかも。無謀な挑戦だったのではないか? 勢いのまま突っ走ってしまったのではないか? など悩み始めるかもしれません。今、土星と海王星は度数は離れていますがうお座に入っていて、ほぼ同時に逆行に入っています。
土星は自分との約束を守って地力をつけようとしています。海王星が逆行すると、理想や夢を自分の中に隠して練り直します。
夢や理想に到達するには、今の自分のままでは力が足りない。理想が高すぎたのか? 一足飛びに到達しようと焦っていたのではないか? などなど、悶々とし始めるかもしれません。
これは、成長するときには必ず通る道です。続いていく日常のなかで、悩みことは日常にくさびを打ち、別の日常へと移行するチャンスなのです。
7/4☆火星と土星がセクスタイルで接近しています。前回火星と土星がセクスタイルになったのは今年の1/10で、うお座土星とやぎ座火星でした。今回はうお座土星とおうし座火星のセクスタイルです。前回は分かりやすい結果が出やすかったですが、今回は修行に耐えて力をつけざるを得ない感じです。踏ん張りどころです。
7/5☆月がボイド入り(5:43)
月がかに座へ移動(6:51)
月がかに座に入って、新月モードになります。年に一回、地球と太陽の距離がいちばん遠い日でもあります。地球が子供で太陽が親だとすると、子供と親の距離がいちばん離れる日になります。子供としての地球は、不安と自由を同時に感じるときで、ここでも「成長」というキーワードが思い浮かびます。
[地球が遠日点を通過]
7/6☆【小暑 (太陽黄経105度)】
うお座土星とおうし座火星が19度でセクスタイル(4:03)
新月直前に、接近していたアスペクトが完成します。修行に向かわざるを得ない状況を、なかばあきらめの境地で受け入れることになります。近視眼的にみてしまうと、大変なことしか目に入りませんが、俯瞰して過去から現在、そして未来への流れを見てみることで、ストレスを少し減らせるのではないでしょうか。
そして、7/6 7:57 かに座14度で新月になります。
感情の起伏が大きくなる中で、理想と現実のギャップの波にもまれそうな新月までになりそうです。新しいことも始まり、今までとは異なる条件や環境下で、不安になったり、自分を責めてしまいそうな星まわりです。
理想が垣間見えると、希望にもなりますが、そこに至るまでの道のりを思うと、厳しい修行に入るような気にもなります。
好奇心で始めたことをやめる決心をする場合もありますが、選んだその方法ではあなたの本当の希望にはたどり着けないということなのかもしれません。
新月までのキーワードとして「成長」がありますが、ひとつ上のレベルに行くには、不安はつきものです。同じ初心者コースを繰り返していれば、安心ですが成長もありません。自分を責めるほうが実は容易で、そこに陥らずに一緒に前を向いてくれる仲間がいることを信じて進んでいきたいときです。仲間とは、必ずしも身近に居る必要はなくて、真の意図が同じである仲間は必ずいることを信じて心の支えにしましょう。